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受験シーズン真っ只中
このシーズンになるとセンター試験に失敗をした次男の事を思い出すの 一応お勉強も頑張りどうにか先が見えて来た状態だったんだけど、試験前夜高熱を出し翌日の試験は。。。ドボン インフルエンザの予防接種もちゃんと受け体調管理には、十分気を付けていたはずなのに。。。。 息子にとって人生最初の挫折 ガックリと肩を落としての帰宅 翌日は、登校したのだけれど。。。。次の日から登校拒否 起きても来ない、食事もしない、話もしない。。。。。 カーテンを閉めベッドの中で死んだように寝ていたの 親としても担任に嘘を付く訳にもいかず、相談をするが何のアドバイスも無く。。。。 途方に暮れ塾の先生に相談をすると心配され直ぐに家に来られ息子に声掛けをして下さったのだけど、無反応 親としてなだめたりすかしたりしても手紙を書いてもメールをしても全く無反応で食事を部屋に運んでもしようとしない その上、顔を見ると様子が変わり目付きも変わって鋭くなって来てて、体と心の事が心配になり私も眠れぬ日々が続いたの 『一体この子は、どうなるのだろうか』 そんな日が、2週間位続いたの。。。。 親の方も初めての事で悩み心が、壊れそうな状態だったの これが最後の手紙だと思い携帯に親の想いをメール 『センター試験に失敗して辛かったね。その辛さをしっかりわかってあげられなくてごめんね。色々な事を思って不安になっているのかもしれないけれど、長い人生まだまだやり直しは出来ると思いますよ。貴方は、1人ではなくお父さん、お母さん、お兄ちゃん、お祖母ちゃん達もいるんだよ。今は、辛くて何も今からの事を考えられないかもしれないけれど。。。暫くゆっくりして考えれば良いんじゃないお父さんもお母さんもいつまでも貴方の応援団なのだから安心をしてね。それは、お母さんの命が尽きるまで変わらないんだよ。お母さんは、食事もしない貴方の事がとても心配で心配で食事も喉を通りません。貴方も壊れそうなのかもしれないけれど、お母さんも心が壊れそうです。今夜は、貴方の大好きなグラタンを作っています。一緒に食べようよ』 祈るような気持ちでリビングで待っていたら。。。。 『カチャン』と子供の部屋のドアが開く音がしたの。。。 ドキドキしながら待っていたらリビングに顔を出し一言『ごめん』 その瞬間涙が滝のように流れ、『良かった~』と息子を抱きしめ泣いたの その後、泣きながらグラタンを食べたの 嬉しかった~ 内心、国立大学の願書を一切出して無くどうするのかと思っていたら。。。 そんな時に私大の願書が1通届いたの 長男の私大のオープンキャンパスを見に行き、受験の練習と言って願書を出してたのが届いたの その話をするのもちょっと怖くて、思い余って大学生だった長男に話をすると直ぐに帰って来て次男に話しをしてくれたの 何と言ったのかは。。。。 でも、その『大学を受験する』と。。。。 それから大慌てで手続きをし受験準備 『お兄ちゃんの所へ行って試験が、済んだらゆっくり遊んでおいで』 試験も無事合格 我家にも漸く春が来た あの苦しさや辛さが私達家族にとって良い勉強になったと思っているの 臨時教員になった時、登校拒否の生徒を担当する事を自ら申し出てたの それには、驚かされたけれど、自分もそんな体験をしていたのでそれが役に立っているのかもしれなと。。。。 やっぱり辛い悲しい経験も人生において無駄じゃなかったんだとつくづく思ったの 自分が、後ろ向きになればトンネルの出口の灯は、見えないけれど前を向いていれば必ずトンネルは、抜けられると思ったの お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.04 05:59:02
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