★もし私だったら・・・★
★もし私だったら・・・★お早うございます。今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。みなさんにとって今日、そして明日が、素晴らしい日になりますよう心よりお祈り申し上げます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・先日のブログで、東京の合同企業説明会に行ったお話しをしました。私と、もう1人の職場の者と計2人で行ったのですが、合同企業説明会の会場でその人から「もしあなたが学生だったら、どんな会社を選びますか?」と質問されました。そこで少し考えてから、「まず創業100年以上続いている企業を調べてみたいですね」と返答しました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多くの方は、会社を選ぶ基本として「安定性」をあげられると思います。実際、これまで学生と面談して、金融機関や公務員を志望する学生の多くが、この安定性を本当の志望動機としてあげていました。私自身もまだ22歳位だったら、これから40年以上を企業で過ごすことを考え安定性を重視します。だからといって、金融機関や公務員ではなく、これまでの実績を重視します。その基準の一つとして、「創業100年以上」という条件をあげてみました。あなたは、『会社の寿命』をご存知ですか?人間だけではなく、動物や植物に寿命があるように、会社にも寿命があるんですね。【マイナビニュース [2013/03/08]】よくよく考えてみれば、生物だけではなく、自転車やパソコン、家電製品にも寿命があります。物にも寿命がある。だから会社に寿命があっても不思議ではありません。日本最古の企業といわれている『株式会社金剛組』さんは創業578年(飛鳥時代です!!!)。したがって1,435年間継続されていることになります。神社仏閣等の建設やメンテナンス、重要文化財の修復などをされている企業です。これらの建設物は、これからも数百年、もしかしたら数千年単位で改善や修復が続けられるため、金剛組さんも倒産することはないでしょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は、このような老舗企業に非常に関心があります。日本には、なんと創業100年以上の企業が2万6,144社もあります。帝国データバンク社が、その概要をまとめられています。【長寿企業の実態調査(2013 年)】これを見て、とても面白いと思った点があります。このレポートの3ページを見ると、『従業員数別構成比』では「従業員10人未満の企業が62%、『年商別構成比』は「10億円未満」が82%、そして『資本金別構成比』が1,000万円以上5,000万円未満が51%を占めています。つまり、中小企業を通り越して、ほとんど「零細企業」といってもいいでしょう。しかし、私はココがポイントになっていると思います。小さい企業なので、小回りが効く。だから、敏感に環境の変化をとらえ、俊敏に対応出来るのだと思います。ウィキペディアで【日本の老舗】を調べてみます。たくさんの会社がありますね。そのなかで、私の地元長野県長野市に本社がある【八幡屋磯五郎】さんをみてみましょう。この会社は店舗は1店、そして主力商品は「唐辛子」だけです(現在は、スーパー等の店頭やネット販売、またコラボレーション商品も手掛けています)。これで270年以上も創業が続いています。スゴイですね。私が販売や接客業を希望しているなら、ぜひ応募してみたい会社です。また、マーケティングや企画に興味があるなら、この唐辛子を利用した商品を、色々な他の食品メーカーとタイアップしていきたいですね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このように、老舗企業には、長い年月を耐え抜く技や、魅力ある商品があります。逆にいえば、それがあるから倒産せずに生き残れたわけです。そのような魅力ある会社でぜひ働いてみたい。合同企業説明会が終わり、帰りの新幹線内でそんな話題で盛り上がっていたら、あっという間に長野に着きました。会社を選ぶ基準として、創業年数の長さも重視して欲しいと思います。今日は、「もし私が学生だったら、どんな企業に応募するか」綴りました。twitter