家庭菜園デザインノート

2017/01/06(金)16:05

トマトの樹が暴れる・・・トマトの元肥は窒素を控えめに

トマト(19)

今日もゴールデンウィーク中に定植したトマトのお話です。 この写真はゴールデンウィークよりも1週間ほど前に行った、元肥施肥の様子です。いわゆる土づくりですね。トマトの畝に投入した元肥は・・・ 写真のような、焼成骨粉(リン)と草木加里(カリ)です。いつも元肥で投入する油粕(チッ素主体)は入れていません。油粕を入れないのは、なるべく元肥に窒素成分を混ぜたくないからです。(ただし牛ふん堆肥は少し投入しています) チッ素を入れたくないのは、初期生育段階で窒素を効かせたくないからなのです。大玉トマトの場合、窒素を効かせると、よく「樹が暴れる」と言われます。 「樹が暴れる」というのは、初期生育段階に窒素が効いて、結果、トマトの蔓が太くなって、そして、実がつきにくくなることなんです。なので、最初は窒素は少な目にして、蔓を細く作って、しっかり、実を付けさせることが大事なんですよね。 樹が暴れやすいのは、ミニトマトより大玉トマトの方が多いらしく、ミニトマトは上手く育つけれど、大玉トマトは上手く作れないという方は、肥料を少なくする、その中でも特に窒素成分を少なくする方がいいかもしれません。 多分、こういうことが原因で、大玉トマトは上級者向けと書いてある参考書が多いのだと思います。(大玉トマトは割れやすいというのも上級者向けになっている原因かも)そんなこと知っていても失敗するときは失敗しますが^^ 今年も雨よけ栽培の支柱を設置したところに、大玉トマト「ルネッサンス」を4株、中玉トマト「レッドオーレ」を1株、ミニトマト「プレミアムルビー」1株の計6株を定植しました。 今年も、トマトの株元にはスイートバジルを混植しています。家の鉢でバジルを育てるより、トマトの畝で育てた方がはるかに簡単に育てられます。バジルに害虫も付きにくいです。 今年は、バジルと同じくシソ科のエゴマも混植することにしました。同じシソ科なので、トマトとエゴマの混植も上手くいくかなと思っています。 トマトは、家庭菜園では王道の野菜ですね。トマトが植えていないと、やはり華がないです。 家庭菜園の華であるトマトのためにも、最初の窒素は控えめがおすすめですよ。 今日も最後までブログを読んで下さってありがとうございます。家庭菜園を通して皆様が幸せになれますように。 家庭菜園のブログランキングに参加中   「この日記いいね!」と感じたら2つのバナーをポチポチとお願いします!

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る