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Sep 23, 2004
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カテゴリ:Child



moon

ずっと気になっていた映画ロードオブザリングの3作目
「王の帰還」をやっとみることができた。

昨晩の話。

珍しく夜のお仕事がお休みになったので、
早く帰ってきたダーリン。
ダーリンとわたしは続きがずっと気になっていたのだ。
でも、内容が戦うシーンばかりなので、
るーちゃんにはあまりよくないなぁって
思って、なかなか観る機会を持てなかった。

しかし、ダーリンがDVDをレンタル屋さんで借りてきて、
本当はるーちゃんが寝てから
観る予定だったのだが、なかなか寝てくれない。

モンスターがでてくるんだよというと、
ええ!モンスター!みるみると目を輝かせたので
一緒に観ることになった。
だが、始まると同時にすぐに怖がって、
るーちゃんは別の部屋へ行ったり、お絵かきしたり、
きりえをしたり、別のことをしだした。

るーちゃんが想像したモンスターはディズニーの
モンスターインクというアニメや絵本にでてくる
かわいいモンスター。
あまりの差にショックを受けたに違いない(苦笑)

なので、ダーリンと2人で映画鑑賞♪ 
確かにこの映画はこどもには怖すぎるかも。。。
それにあまりにも戦闘シーンが多すぎる。

最後のシーンでようやく平和になり、
場面も暗い感じから、緑のあるほのぼのとした
明るい風景が映し出されるとるーちゃんが
そばに寄ってきた。そして、
ある登場人物がすっかり老け込んでおじいさんに
なっている場面があった。

「あの人、すっかりおじいちゃんになってしまったね」

というと、

「ねぇ~どうしておじいさんになったの?」

「人間はね、段々少しずつおじいさんや
おばあさんになっていくんだよ。
るーちゃんが大きくなるように、
パパやママも変わっていくんだよ。
るーちゃんが大人になったとき、
ママもいつかおばあちゃんになってしまうんだよ」

すると、

「いやだよ~、おばあちゃんにならないで~」

とるーちゃんは泣き出した。

「おばあちゃんになったら、いつかいつか遠くに行くんでしょう」

「ママはママでいて~」
「おじいちゃんとおばあちゃんはもういるよ~【実家のじじばばのことらしい】」

るーちゃんがほんとうの意味で
死を理解しいるのかわからないのだが、
わたしが年老いていくことに恐怖を感じてしまったようだ。

「でもね、人間必ず年をとっていく。
それは避けられないことだし、
ほんとうはちっとも怖いことでもないんだよ」

「いますぐじゃないけれど、
ママだっておばあちゃんになるときがやってくる」

「いやだよ~いやだよ~」

と涙が止まらないるーちゃん。

「大丈夫だよ~おばあちゃんになるまでには
まだすご~く時間があるんだから。
そんな簡単におばあちゃんにはならないよ(笑)」

え~ん、え~ん、おばあちゃんには絶対ならないで~と
まだ泣き続ける我が子。
こっちまでお目目がうるうる。

そんな簡単におばあちゃんにならないから
大丈夫だってばと言い聞かせて、
抱きしめた。

それで、ダーリンはこういったのだ。

「大丈夫、何かあっても、るーちゃんには
アメリカにもいとこがいるのだから。
(まだ生まれていない)
双子のいとこだよ。来年会いに行こう」と

そして、ふと、やっぱりるーちゃんに兄弟が
いたらいいかもって話になった。
兄弟がいたら、お互いサポートしあえるものねというと、
サポートなんてとふっとダーリンは鼻で笑った。
10人兄弟の彼にとって、兄弟は重荷でしかないようだった。
でも、何かあったとき、
兄弟がいるってほんとうに心強いものだ。
わたしやダーリンに万が一のことがあったとき、
弟や妹がいたら、絶対助け合えていいのになぁ。。。

もう一人こどもが欲しいなってほんとうに思ってしまった
彼にはもういらないと言われているので、
難しいところなのだが。。。(経済的に大変だから)
兄弟のいるお宅にお邪魔するたびに兄弟、
姉妹っていいなって思うのだ。

けんかもするけれど、一緒に戯れたり、
いろいろなことを共有できる存在がいることは
ほんとうに大きいと感じるのだ。

そして、今日、またるーちゃんに

「どうしておばあちゃんになるの?
みんなみんなおばあちゃんとおじいちゃんになるの?」

「kくんも、Tくんも? MちゃんもNちゃんも?」

と聞かれたので、

「そうだよ」

「おばちゃんになったら、次はどうなるの?」

「次は天国に行くかな~♪」

え~んとるーちゃんはまた昨晩のように
泣き出してしまった。

「天国ってどこにあるか知ってるの?」

ううんと首を横にふる。

「じゃ、どうして泣いてるの?」

「わからない、わからないけど、涙がでてくるの」
「なんだか悲しい」

天国の意味がわからないのに、
涙がでちゃうってことは、
るーちゃんはほんとうは
天国の意味を知ってるのだろうか。

「パパがおじいちゃんになったら、
ママがおばあちゃんになったら、
え~ん、るーちゃんは一人なの?」

「違うよ~、パパとママがおじいちゃん、
おばあちゃんになる頃はきっと
るーちゃんは結婚してこどもがいるんじゃないかな」

「え?こども?」

「そう、るーちゃんにも赤ちゃんがいるかもしれないよ」

「るーちゃんに赤ちゃん」

「そう、赤ちゃんにおっぱいあげてるかもね」

と笑っていうと、

「るーちゃんもおっぱいあげられるの?
どうやって大きくなるの?」

「赤ちゃんができたら大きくなるよ」

「え~ん、るーちゃんはおっぱいあげたくないよ~
ずっとるーちゃんはママのるーちゃんがいい~」

と泣きじゃくるるーちゃん。

どうやら涙の涙腺のボタンを再び押してしまったらしい。(^^;)

大丈夫、まだまだるーちゃんは子供でいられるんだから。







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Last updated  Sep 23, 2004 09:26:48 PM
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