子宮内胎児死亡子宮内胎児死亡とは?字のまま、お腹の中の赤ちゃんが亡くなってしまうということ 主な原因は妊娠中毒症 ・子宮奇形 ・常位胎盤早期剥離 ・胎児奇形 染色体異常がある 妊娠22週未満の妊娠の中絶を流産と定義している これをさらに2つに分類し、妊娠12週未満の流産を早期流産、妊娠12週以降22週未満の流産を後期流産と定義している ※私の場合は24週以降なので死産ということになりますね 流産について 流産のうち約85%は妊娠12週までに起り、この時期に起こる流産のほとんどは、先天異常や遺伝病など胎児側の原因によるものと考えられている 残りの15%の流産は妊娠13~24週に起こり、このうち約3分の1は原因不明で、残りの3分の2は母体側の原因によるものである 過去に流産や早産の経験がある人は、流産しやすい傾向があり、12週までの妊娠初期に3回続けて流産した人では、次に流産する確率は約4分の1といわれている 流産を繰り返している人は、次の妊娠をする前に、遺伝子異常や生殖器の構造的な異常、流産しやすい病気などがないか調べた方がよいかもしれない 流産の前には普通、少量またはかなりの出血と腟からのおりものがみられる 子宮が収縮してけいれん性の痛みが起こる。 妊婦のおよそ20~30%が妊娠20週までに少なくとも1回は出血やけいれん性の痛みを経験し、そのうちおよそ半数が流産に至る 胎児が子宮内で死亡していても流産が起こらないことがある このような場合は子宮が大きくならない まれに流産の前か後、あるいは流産と同時に子宮内の死んだ組織に感染が起こることがあり、こうした感染症はときに重症化し、発熱、悪寒、心拍数の上昇などを引き起こし、妊婦が意識障害を起こしたり、血圧が急激に下がることもある→死胎児症候群 流産の種類 ○治療的中絶(人工妊娠中絶) 薬剤や手術などの医学的処置により起こす流産 ○切迫流産 妊娠24週までに出血や下腹部痛があり、胎児が失われる可能性がある状態 文字通り、流産が差し迫っている状態 出血あるいは下腹痛が認められるものの、胎児(胎芽)が生存していたり、あるいは生存の可能性があり、妊娠の継続の可能性がある状態を言う 経過良好の場合は正常妊娠状態に回復し、分娩予定日までいたります。 ○進行流産 下腹部痛や出血があり、子宮口が開いた状態で、胎児が失われると予測される状態 性器出血、下腹痛は増強し、もはや流産(妊娠の中絶)が避けられない状態まで進行し、妊娠の継続は不可能 ○完全流産 胎児と胎盤のすべてが子宮外へ排出された状態 受胎の生成物(妊卵およびその付属物)の全部が子宮外に排出されたものをいう ○不完全流産 子宮内容物の一部が子宮外に排出された状態 受胎の生成物(妊卵およびその付属物)の一部が子宮外に排出されたが、一部はまだ子宮腔内に残存した状態で、子宮出血、下腹痛を伴う ○習慣性流産 自然流産を3回以上連続して繰り返している状態 ○稽留(けいりゅう)流産 死亡した胎児が4週間以上子宮内にとどまっている状態 一般的には、子宮内で胎児(胎芽)が死亡すると不正性器出血や下腹痛がする。しかし子宮内で胎児(胎芽)が死亡しているにもかかわらず、不正性器出血や下腹痛などの子宮内容の排出の症状が出現せずに、子宮内に停滞している状態をいう ○感染流産 流産前、流産中、流産後のいずれかに子宮内容物が感染を起こした状態 性器の感染に起因した流産をいいますが、通常は子宮内の流産内容物に細菌感染が起こり発熱した状態をいう 続きはのちほど。。 |