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August 27, 2005
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カテゴリ:カテゴリ未分類
東京で町おこしのイベントがありました。

北海道の田舎町。

観光地も兼ねているので、毎年行っているイベントです。


今日は、休日出勤だったのですが、出勤途中でそのイベントもやっていることもあって、顔を出してきました。





おぉぉぉ。



道路を挟んだ反対側でやっているイベント。

ここからでも、町の名前が見える。


東京で見る、地元の名前に、ちょっと恥ずかしいやら、嬉しいやら。



イベント会場に着くと、入り口に、隣のおじさんがいる。

「こんにちは~」

「おぉぉぉ、みち。来たのか。元気だったか?」

「元気ですよ~。」

「なんだ、お前、また一人で来て。そろそろ彼氏連れてこいや。親が心配するぞ。」


会った第一声で、それかよ。(≧ε≦)ノ
隣のおじさんだし、彼の娘が1歳上でよく遊びにいったし。
だから、何を言っても許される。




「そうだ、お前。ワインやるか?」

「え?いいの?もらうもらう。」



そう言って、イベントの本部があるテントに向かう。

「おい、そこのワインとって!」

と、おじさんの声。

「これ、●●のとこの娘さ。わかるか?」

おじさんが、他の地元の人に声をかける。

「おぉぉ、こんなにか~」

おじさんが驚きながら受け取った袋。
他の人が、せっかく来たんだから持たせてやれ。と、ワインだけじゃなくってイモとか酒とか沢山入った袋を渡される。



・・・ずっしり重い。
たっぷり7-8kgはある気が・・
これから、仕事行くんですケド。。

でも、嬉しい。





その後、町おこしのイベントに参加する団体を発見。

「ひさしぶり~」

「おぉぉぉ。みち。元気だったか~。おめー、彼氏は?」


・・・。この町の人は、挨拶のついでにこの話題かよ。(≧ε≦)ノ
彼は、幼馴染というか、小さい頃、よく遊んだお兄ちゃん。
だから、何を言っても許される。






「何?今から仕事?何時に終わる?
俺ら終わったら、仲間で飲むからさー、お前もこいや。
いいべや。せっかくなんだから、付き合え。」




かくして、夜、彼らの宴会に参加することになりました。




そして夜。

東京にいるのに、着いた場所は「白木屋」。


大丈夫、この人たちに、オシャレなところも、高級なところも似合わない。

一人がワインを一本頼む。

ワイングラスではなく、空きジョッキを頼む。

ボトル半分のワインをなみなみと注ぐ。




ほら。この人たちに、オシャレなところは似合わない。

食べ物をオーダーする。

初めてかな。これだけの人数の地元の人間と東京でご飯を食べるのは。


「焼き鳥!!軟骨!!!刺身は、、いいよね。ここで食べる必要なないべ」

おぉぉ!やはり、そうだよね!

私も、いわゆるチェーン店の「居酒屋」で「刺身」は頼まない。

無茶苦茶旨いとも思わないし、別にここで食べる必要がないので、敢えて自ら頼むことはない。
同郷の人が同じ感覚だったことに、なんとなくニヤケル。



暫く、飲んで、食べてしていると、
どこからか、「イカ」の話になった。


「イカといえば、塩辛だべ。」

「そうそう、2杯あったら、1杯は絶対塩辛だねー」


そこで、東京出身で北海道に居ついてしまった子が

「えー、イカのワタなんて捨てるよー」

そうすると、地元民。

「ばかこの!ワタ捨ててどーすんのよ!!」




・・・どうやら、この国の人たちは、男も女も「イカの塩辛」が作れるらしい。


こういう会話、関東ではないよなー。

顔がニヤケテしまう。



地元の人といると、自然と言葉が「なまる」

私の地元は、北海道でも「なまり」は、ほとんどないところに居るのに、

語尾が「だべさ」「だべや」「しょ」「しょや」となる。

別に普段意識しているわけではないけれど、東京で、地元の言葉が出てくる嬉しさ。



地元が恋しいわけではない。

帰りたいわけではない。

でも、こうしたちょっとしたことを新鮮に、そして嬉しいと思う。

それは、やはり、私が、ここにいるからだろうな。

ここで暮らしているから、感じるシアワセなんだろうな。






そうして、終電ギリギリまで、ジョッキでワインを飲み続けるのであった。(笑)





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Last updated  August 30, 2005 06:40:55 PM
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