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東京で町おこしのイベントがありました。
北海道の田舎町。 観光地も兼ねているので、毎年行っているイベントです。 今日は、休日出勤だったのですが、出勤途中でそのイベントもやっていることもあって、顔を出してきました。 おぉぉぉ。 道路を挟んだ反対側でやっているイベント。 ここからでも、町の名前が見える。 東京で見る、地元の名前に、ちょっと恥ずかしいやら、嬉しいやら。 イベント会場に着くと、入り口に、隣のおじさんがいる。 「こんにちは~」 「おぉぉぉ、みち。来たのか。元気だったか?」 「元気ですよ~。」 「なんだ、お前、また一人で来て。そろそろ彼氏連れてこいや。親が心配するぞ。」 会った第一声で、それかよ。(≧ε≦)ノ 隣のおじさんだし、彼の娘が1歳上でよく遊びにいったし。 だから、何を言っても許される。 「そうだ、お前。ワインやるか?」 「え?いいの?もらうもらう。」 そう言って、イベントの本部があるテントに向かう。 「おい、そこのワインとって!」 と、おじさんの声。 「これ、●●のとこの娘さ。わかるか?」 おじさんが、他の地元の人に声をかける。 「おぉぉ、こんなにか~」 おじさんが驚きながら受け取った袋。 他の人が、せっかく来たんだから持たせてやれ。と、ワインだけじゃなくってイモとか酒とか沢山入った袋を渡される。 ・・・ずっしり重い。 たっぷり7-8kgはある気が・・ これから、仕事行くんですケド。。 でも、嬉しい。 その後、町おこしのイベントに参加する団体を発見。 「ひさしぶり~」 「おぉぉぉ。みち。元気だったか~。おめー、彼氏は?」 ・・・。この町の人は、挨拶のついでにこの話題かよ。(≧ε≦)ノ 彼は、幼馴染というか、小さい頃、よく遊んだお兄ちゃん。 だから、何を言っても許される。 「何?今から仕事?何時に終わる? 俺ら終わったら、仲間で飲むからさー、お前もこいや。 いいべや。せっかくなんだから、付き合え。」 かくして、夜、彼らの宴会に参加することになりました。 そして夜。 東京にいるのに、着いた場所は「白木屋」。 大丈夫、この人たちに、オシャレなところも、高級なところも似合わない。 一人がワインを一本頼む。 ワイングラスではなく、空きジョッキを頼む。 ボトル半分のワインをなみなみと注ぐ。 ほら。この人たちに、オシャレなところは似合わない。 食べ物をオーダーする。 初めてかな。これだけの人数の地元の人間と東京でご飯を食べるのは。 「焼き鳥!!軟骨!!!刺身は、、いいよね。ここで食べる必要なないべ」 おぉぉ!やはり、そうだよね! 私も、いわゆるチェーン店の「居酒屋」で「刺身」は頼まない。 無茶苦茶旨いとも思わないし、別にここで食べる必要がないので、敢えて自ら頼むことはない。 同郷の人が同じ感覚だったことに、なんとなくニヤケル。 暫く、飲んで、食べてしていると、 どこからか、「イカ」の話になった。 「イカといえば、塩辛だべ。」 「そうそう、2杯あったら、1杯は絶対塩辛だねー」 そこで、東京出身で北海道に居ついてしまった子が 「えー、イカのワタなんて捨てるよー」 そうすると、地元民。 「ばかこの!ワタ捨ててどーすんのよ!!」 ・・・どうやら、この国の人たちは、男も女も「イカの塩辛」が作れるらしい。 こういう会話、関東ではないよなー。 顔がニヤケテしまう。 地元の人といると、自然と言葉が「なまる」 私の地元は、北海道でも「なまり」は、ほとんどないところに居るのに、 語尾が「だべさ」「だべや」「しょ」「しょや」となる。 別に普段意識しているわけではないけれど、東京で、地元の言葉が出てくる嬉しさ。 地元が恋しいわけではない。 帰りたいわけではない。 でも、こうしたちょっとしたことを新鮮に、そして嬉しいと思う。 それは、やはり、私が、ここにいるからだろうな。 ここで暮らしているから、感じるシアワセなんだろうな。 そうして、終電ギリギリまで、ジョッキでワインを飲み続けるのであった。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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