あ　ま　あ　ま　＊　か　ら　か　ら

今年の秋に、美味しい葡萄をたくさん頂きました。
なんだか、手作り料理熱に燃えていた私は
その葡萄を何か加工できないかな～とイロイロ考えていました。

ぶどう酒・・・・飲めない
ジャム・・・・・普通すぎる

葡萄シロップ！これにしよう（理由は分からないのですが、その時シロップが私の中で輝いていました）
大量の葡萄の皮をむき、種をとり、手がふやけて洋服はベタベタに・・・
そして完成したものは・・・・

味がしない（･_･;

葡萄の味がしないのです。
ただの砂糖水・・・・・。

父に飲ませたところ、「？・・・・砂糖水？」と珍妙な顔をされました。
失敗です。

そんな葡萄シロップ、あれだけ大量の葡萄を使っているとなると
捨てるのが忍びない・・・・・

なんとなく、梅酒と並べてほっておきました。

あれから、３ヶ月。
たまたま目に付いた、失敗葡萄シロップのふたを開けてみると

ワインみたいないい香り
エッ？！と、迷わず味見をしてみると濃厚な葡萄の味(^0^)/

父にも味見させると、「これはいいと思う」
すごい、ほったらかしにして美味しくなるなんて～

今まで、納豆、ブルーチーズなど発酵食物の起源をきき
何故、失敗してほったらかしにしておいたものを迷わず口にいれるんだ？
と思っていたのですが

彼らは、私みたいな性格をしていたからだったんですね。
Ｂ型蟹座に乾杯～