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ゆかママンのハッピーな毎日

ゆかママンのハッピーな毎日

おわかれまでの数日

とても心は平静でいられないけれど、早い決断を迫られていた。

手術をしなくてはいけないのだ。このまましゃーをお腹においても、もう大きくならないし、心臓も動かない。
放っておくと大量出血で進行流産になる危険があるのだ。それはわかっている。でもすぐ決断できない。
もう生きていないしゃー、眠ったままのしゃー、それでも私のお腹にいる赤ちゃんに変わりはない。
冷たい固い器具でかきだされる、手術の様子を想像してはあまりにかわいそうで決心がつかない。

でもこの週末が、しゃーといられる最後の週末だということはわかっていた。時間がない。

もう一緒にいられる時間は短いけど、少しでも思い出を作ろう パパにそう言われて週末は家族で散歩したり
家族写真をとったり、本当にささやかだけど、思い出作りができてよかった。
つわりはまだあるし、疲れやすい。体は妊婦なのだ。そう思うと複雑だった。

そして週明け3月26日、気持ちの整理がついたとは言えないけど、手術の予約や説明を受けるために病院に。
超音波を見たけど、結果は変わらなかった。万に一つの奇跡が起きたら・・・なんてことはなかった。
しゃーは力なく水中を漂う魚のように見えた。命の躍動はそこにはなかった。この前元気に心臓がぴょこぴょこ動いてたのに・・・。
細い糸のようなものが見えた。あれはへその緒になるものだったのかな・・・。
手術を28日に決めた。時間はあと少し。泣いてばかりじゃしゃーも悲しいから沢山お腹に話しかけよう。
そう前向きに過ごそうと思っては、もうお別れなんだ、と辛くて泣いたり、気持ちは不安定。


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