3人に守られて・・・

手術前はすごく恐怖感があったのに、術後はすぐに体はほぼ回復、自分は本当に丈夫だなと思う。
処方された薬が切れたあたりから、子宮の収縮の痛みがあったけど、体への負担を考えれば、あの程度の痛みは当然だ。
手術も終わり、もう子宮のなかはからっぽ、そんな亡失感と悲しみは大きいけど
今まで私が授かった3人の全ての子供達皆に守られているだなぁと感じた。

初めての赤ちゃんの樹里　妊娠がわかってからすぐにお空に帰ってしまった。超音波写真も何も
この子を授かった証拠は何もない。でも確かに私の中に来てくれた我が子。
流産した日、朝大量の出血と激痛、病院に行った時にすでに妊娠反応はなかった。完全流産で手術もなかった。

手術の際、子宮を開く処置がものすごく痛いとよく聞く。ラミナリアを使うのかな。
だから今回それをするのかなぁと怖かったことも確か。でも使わなかった。日帰りだったり入院だったり
処置も病院によって違いもあるかもしれない。看護婦さんに聞いたら、経産婦はラミナリアしなくても
以前産道を使ってるから大丈夫だと言われた。その時ハッとした。もし樹里の時手術が必要だったら　って。
心身の痛みにさらなる苦痛が加わっていただろう。樹里は私にそんな思いをさせずに、自分からお空に帰っていった。
そう思わずにいられない。

そしてその後翔たんを授かり、出産時はトラブルもあり、緊急帝王切開の可能性もあったけれど
無事普通に産めたのは、樹里が守ってくれたからだ。
そして今回の手術で、痛みもなく終えることができたのは、翔たんが産道を通って生まれてくれたおかげ。
悲しいこと辛いこと含めて、今までのこと全てに意味があったんだなと改めて感じる。

そしてしゃーもまたママを守ってくれた。術後、麻酔が切れても激痛や吐き気に苦しむことがなかった。
悲しむママに、せめて体が早く元気になるよう、願っていてくれているのかもしれない。
ありがとう　私の3人の子供達。
ママはあなた達に生かしてもらってるのです。それを忘れず、生きていきたいと思います。