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テーマ:ハーブを使ったレシピ(152)
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![]() 先日、保険コーディネーターの方とお話ししていたときのことです。 日本人の死亡原因(日曜日だと言うのに暗い話でごめんなさい)の一位はガンなのは 周知の通りなのですが、女性では何のガンが一番多いか知っていますか? との質問に「子宮がんですか?」と答えたところ 日本女性の死亡原因一位は、なんと大腸がんなのだそうです。 ちょっと意外な感じがしてしまいました。 中医において、大腸に帰経する(効く)食材と言うと、真っ先に浮かぶのがゴボウ、 それからタケノコ、白菜、バナナ、アーモンド、ひよこ豆、マッシュルーム、ハチミツ… いろいろあるのですが、これらはすべて通便の効果もある食材です。 もちろん通便ということだけで見ると、他にもオクラやホウレンソウなどたくさんの 食材があがってきますが、ここでは割愛いたしますね。 中医薬膳ではその人の体質や季節にあわせた食材を選んでレシピを組み立てていきます。 たとえば、このゴボウのサラダの場合…。 ゴボウは体を少し冷やす作用があるので、まずはさっとゆでます。さらに性味が平である トウモロコシやニンジン、体を温める玉ねぎを加えてバランスをとっています。 一時、ゴボウの生ジュースが効く!とゴボウばかりを飲む人もいらしたそうですが 冷え性の人がこれをやってしまうと、どうにも具合が悪くなってしまいますから、ゴボウだけ 飲むのではなく体を温める作用のあるパセリや紫蘇、カブなどを加えてあげると良いんです。 また、バナナが通便に効く!と言っても、まだ寒いこの時期にバナナをそのまま食べて いれば、体が冷えすぎておかしくなってしまいます。 バナナに火を通してシナモンをふる、など一手間加えることで体に優しく作用するのです。 と、前置きが長くなってしまいましたが、中医薬膳と言うと特殊な食材を使わないと作れない、 と思っている方も多いんですけれど、そうではないんです。 今朝のゴボウサラダも何気ない一皿ですけれど、れっきとした薬膳なんですよ~。 余談ですが、こういった和え物にする場合、バジルの葉は手でちぎると美味しいんです。 包丁を使って混ぜると、あっという間に黒く変色してしまいますから覚えておいて損は無し♪ バジルの香りが苦手な方はパセリにしていただいてもOKです。 また、ご年配の方などにはゴボウはサッとゆでる→柔らかくなるまでゆでる。 バジル→青ネギなどに変更すると食べやすくなります。 うちの両親もそうなのですが、70も後半になると体を自分で温めることが難しくなり 大腸の働きはおそろしいほど落ちてきます。 食べるもので体を温めてあげることは、とても大切な事になるんですね。 ◇使用食材: ゆでたゴボウ 薄切りの玉ねぎ ジュースをしぼった後のニンジン 缶詰のコーン スイートバジル 豆乳とサチャインチオイルのマヨネーズ ブラックペッパー ピンク岩塩 ![]() にほんブログ村 ★rinaのウェブショップ RUNEにも、ぜひお越し下さいませ♪マヌーカハチミツや亜麻仁オイル、サチャインチオイル、有機栽培のオリーブオイル、アマランサス、チョコレート、紅茶、オーガニックの食品などなど…美味しいものも一杯。クリスタルなんかもありますよ。心と体と環境に優しい松永梨杏のセレクトショップ RUNEお待ちしております。 ブログライター Webライティングセンター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2012年02月26日 13時05分04秒
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