平凡な幸せ

今日からお正月気分も抜けて普通の生活に戻る。
旦那は会社に、娘は昼寝をする生活に戻った。

娘の寝顔を見ていると本当に幸せです。
朝、娘がまだ起きてこなくて、一人で家にいる時。
そんな時に、娘がいるということが夢だったのではないかという錯覚に陥ることがあります。
もともと娘がいなかったら感じることもないだろう孤独感と恐怖感。
その孤独感と恐怖感に耐えられず、よく娘の寝顔を見に寝室に行きます。
娘の寝顔を見て、「夢じゃないんだぁ」と心から安堵し、またしみじみと幸せにひたります。

子供って本当に不思議な存在ですね。
子供がいなかった時にはまったく知り得ない感覚ばかり。
結婚する前は、結婚なんてしなくても良いかも、子供なんていなくて良いかもなどと考えたりもしてしまいましたが、今からしてみるとこんな幸せを知らずに生きるなんて考えられません。

それはもちろん、育児は大変。
ぎゃ～ぎゃ～と騒ぐ声を耳元で聞いたり、わたしの躾が間違えていないだろうか…などと悩んだり。
一人で出歩く事もできず、買い物だってゆっくりできない。
抱っこ抱っこで腰は痛いし、夜はよいっぱりでなかなか寝てくれない。
掃除をする矢先から、あちこちゴミを散らばし、洗濯している矢先から食べこぼし。

でも、大変な分、幸せも二乗して増します。
娘の寝顔や笑顔やちょっとしたしぐさ。
こんなにわたしを幸せにしてくれるものがこの世の中にあったんだぁとしみじみと感じます。
そして、娘を愛すれば愛するほど、わたしも同じように愛されて育ったんだぁと自分の親に対する感謝が絶えません。

世の中には虐待する親、また子供のできにくくてがんばっている方、色々な苦労を背負った人々がいます。
わたしは平凡に幸せにひたれて、本当に幸せなんだなぁと心から感謝をする毎日です。