2006/08/06(日)13:17
こすけ、酪農家になるだとぉ?!
ご存知の方も多いかと思いますが、こすけは競馬をやる。
ま、半分(以上)仕事らしいが、ぜにこには、その比重がよくわからない。
生活費を持ち出すわけでもなく、家財道具を質入れするわけでもなく、自分のポケットマネーで競馬をやり、儲かった時はぜにこにご馳走してくれたり、何か買ってくれたり、ああ、なんという優良ギャンブラー
「黙ってりゃいいのに。」
「いいんだ。どうせ無かったお金なんだから、ぜにちゃんとぱーっと使っちゃおう。」
ううう、良い人なんだかバカなんだか・・・いやいや、良い人に決まってるさ。
昨日、こすけはまた万馬券を獲った。
そして、今夜の夕飯はババンとご馳走してくれるという。ありがたいねぇ。
「こんなにお馬さんにお世話になってたら、人生の後半は恩返ししないとだな。」
「はぁ?」
「北海道で牧場か。」
「・・・。(やだよ、田中義剛じゃあるまいし)」
「こすクンに酪農が出来るわけないじゃん。
やれ腰が痛いの、足が痛いのって、結局ぜにこがやる羽目になるんだから。」ぜにこ、猛抗議。
「オレがやらなくても、ハルオやユータン(こすけの部下&同僚)、それに呼ばなくても瀬島(こすけになついている同僚)も来るぜ。
あいつら、そういう事好きそうだし。」
(お馬さんへの恩返し、他人にやらせんのかぁ?)
「ユータンの奥さんは看護婦さんだしなぁ・・・」
「お客さんの為にも常駐してもらうといいよ。」
「ハルオの彼女は美容部員だから使えないなぁ。」
「そんな事ないよ。アロマとかやってもらうと喜ばれるよ。」
「何だか、観光牧場みたいになってきたぞ。」
「うんうん。すごいすごい。」
こすけが何やら不思議そうな顔で言い出した。
「で、ぜにちゃんは何してくれるの?」
「え?ワタクシですかぁ? 東京の案内所を仕切るさ。 色んなツアー組んでお客さんいっぱい送り込むよ。」
「結局東京かい。」
「はい。ワタクシは東京常駐です。」
あったりまえだよねぇ。ぜにこに酪農なんて出来るわけないもん。
何故って? ワタクシ、バレリーナですから
お馬さんの前で踊ってもねぇ