新型コロナウイルスと、野生動物を食べることのつながり
https://twitter.com/WSJJapan/status/1222024028996743170新型ウイルスと野生動物の取引、中国で内省も野生動物の食用禁止という市民からの異例の要求に直面中国の武漢で発生した新型コロナウイルスによる流行性の肺炎で、感染源と思われる場所の特定に時間はかからなかった。それは、ダウンタウンの生鮮市場の一群の店舗だった。そこでは、タケネズミ、ダチョウ、ワニの子、ハリネズミなど何十種類もの野生動物が生きたまま、あるいは殺処分した状態で売られていた。ブッシュミートは、野生動物をその生息地の森林で捕獲して、殺して得た肉のことです。ゴリラや猿といった霊長類の肉や脳味噌を食べたいという富裕層の観光客目当てでも、こうしたブッシュミート取引が行われています。しかし、類人猿が殺されているすべての国で、類人猿を殺すことは違法です。にもかかわらず、ハンターが罰を受けることはほとんどありません。例えば、ハンターが捕らえた野生動物が絶滅危惧種であっても、ハンターを現行犯として捕えるのは、国際法の下であっても難しいことです。でも、野放しにしておくことは、これ以上許されることではありません。ブッシュミートの消費と取引は、生物多様性の森林の最大の脅威となっているからです。ブッシュミートの商取引は、有害な影響を与えます。こうしたことにあまり関心を持ってこなかった私たちに対する警告が、あちこちで見受けられます。このニュースでも、生物多様性の問題のみならず、野生動物を食す人間に及ぼす影響を露わにしていると言えないでしょうか。日本人は、ブッシュミート用の動物たちが食肉用として殺され消費される場所から遠く離れて生活しています。身近には感じられないかもしれませんが、どうか自分たちが買うもの、食すものに注意を払ってください。また、こうした大虐殺に対して、怒りを表してください。違法な活動に抗議してください。私たち一人ひとりは、重要な存在です。私たちが活動すれば、私たちみんなで世の中を良いものに変えることができます。世界を震撼させた狂牛病の話題も、もう忘れ去られてしまったのでしょうか。豚コレラ、鳥インフルエンザの蔓延も、大量飼育・過密密閉飼育された動物たちの飼育問題に起因しています。生き物を苦しめない選択をしてください。できることを、やり続けてください。すべては循環する世の中で、私たちは生きています。今の、これからの行動が、明日の環境を、安全を、安心を生みます。もう脅威に怯えて暮らすことに、さよならしましょう。何より、生き物を苦しめることに、終止符を打ちましょう。人類によるあらゆる暴虐な取り扱いから、動物たちを解放して、友愛と共存関係を築くことを目指していきましょう。