知ってほしい話!工場の食用動物たち
食用動物は、非人道的な扱いを受けています。その実態はほぼ完全に闇の中と言われていますが、今では書籍によって紙上「実体験ツアー」のようなものから知ることもできます。食肉生産に対する懸念食用の牛、子牛、豚、鶏、卵を産む雌鶏や乳牛を飼育する工場式畜産場は、ものすごく狭い場所に大量の家畜が押し込められています。家畜たちは、建物の中に閉じ込められ、ぎゅうぎゅうに重なり合っています。雌鶏はケージが狭すぎて羽を広げることもできず、押しつぶされた足は金網をかぶせた床に絡みついたままになっています。ストレスいっぱいの環境のせいで、鶏たちはお互いをつついたり、作業員をつついたりします。そのため、熱いナイフで嘴の先を切り取られます。豚も牛も狭い仕切りの中に閉じ込められて、体の向きを変えることも、横になることもできません。牛は焼印を押されて重い火傷をし、睾丸と角を切り取られます。豚も焼印と去勢で苦しむ上に、耳と尻尾を切断され歯を抜かれます。日本の屠殺雄牛屠殺1日約 3,200頭ブタ屠殺1日約45,000頭おんどり屠殺1日約 175万羽Mutilations like this are common at factory farms and almost always performed without anesthesia. pic.twitter.com/6lAh5vNj95— Mercy For Animals (@MercyForAnimals) April 21, 2021家畜たちはみんな、尿、糞、吐瀉物にまみれた不潔な場所で、化膿した傷や痛みに耐えながら生かされています。こういう非衛生的な環境で家畜を生かしておくために、飼育者は動物たちに定期的に抗生物質を与えています。アメリカでは、毎年生産されている抗生物質の半分が家畜に投与されています。そのせいで、肉を食べる人間には抗生物質に耐性ができてしまいます。食肉はみんなクスリ漬け牛肉や豚肉、鶏肉、魚介類、乳製品の含まれているものの一部をみてみます。ベンゼンヘキサクロリド(有機塩素系農薬、BHC)、クロルデン(殺虫剤、DDT)、ジェルドリン(殺虫剤)、ダイオキシン、ヘプタクロル(殺虫剤)、ヘキサクロロベンゼン(殺真菌剤、HCB)、リンデン(殺虫剤)、などです。肉食が、肥満、がん、肝臓や腎臓、肝、生殖機能の障害、先天的欠損症、流産、神経系障害などと関係しているのは、こうした薬と関係しているのかもしれません。アメリカの農業経営者は、1800年代の後半から化学農薬を使い始めました。しかし、だんだんと農薬はそれに直接関わる農業作業者や家畜達にとって命取りだと気づき始めました。1980年代後半までに、絶滅危惧種になっていた450もの動物のうち、半分以上がこの農薬のせいで実際に絶滅寸前になったことは、あまり知られていません。農薬の生産と使用を禁止にしても、企業は膨大に貯蔵していたこれらの農薬を、すべて海外に売り払って処分することは認められています。その農薬を使った国の作物をアメリカは輸入しています。農薬はいったん土壌や水に浸透すると、その後何十年も毒性を保ち続けます。食品中の有毒化学物質のうち、95〜99%は肉、魚、乳製品、卵に含まれています。農薬や化学物質が心配なら、有毒化学物質による汚染度が最も高いのは乳製品、魚、牛肉などの動物性食品であることを頭に入れておきましょう。植物性食品を中心にした食生活をすることで、それだけで危険な化学物質の大半を口にしなくて済みます。植物にこそ良質のタンパク質が含まれている!朝食に果物を食べ、それ以外の食事で生野菜を食べる。これだけで十分な量のアミノ酸を摂取できるため、タンパク質不足には絶対にならないと言われています。バナナはステーキより良質なタンパク源です!現代では、タンパク質は誇大に宣伝されているため、現代人はタンパク質不足にならないように動物の肉を食べなければならないと思い込まされています。それは、真理ではなく、金儲けのためのものです。食肉業界は、お金儲けのために「肉をタンパク源にする」という考え方を世間に広めています。その営業戦略によって、消費者が健康的になれる保証はありません。がんや心臓病で死んだり、糖尿病や関節炎を患ったり、高血圧や肥満のために不健康な状態で生活をしたりするようなことは、誰も望んではいません。これらの病気のすべてが、肉食の習慣と深い関わりがあります。どうやら、肉を控えた方が良さそうです。がんや心臓病の本当の原因は、日頃の生活習慣にあることを思い出しましょう。食品選択は、環境にも影響しています。グリーンズ ベジタリアン通販