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この道〜明日はもっと輝いてる♪

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August 8, 2018
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SFの世界が現実に!
まずは植物性メインの食卓と少食を実現しましょう♪





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<内容から>

動物を殺さずに、人間が「肉」を手がける時代がもうすぐやってくる──。

森林破壊の原因の70%を占めるなど、環境に大きな負荷をかけている現在の食料生産。いままで通りの生産を続けることは、このままでは不可能だといわれている。そこで新たな希望として注目されるのが、「人工肉」だ。

東アジアで唯一、人工肉の培養に取り組むのが「インテグリカルチャー」。2018年4月にリアルテックファンドや北野宏明(ソニーコンピューターサイエンス研究所代表取締役社長)に出資を受けたシードベンチャーで、「カルネットシステム(還流共培養方式での大規模汎用細胞培養システム)」が人工肉の生産コストを大幅に低下させる技術として注目されている。


細胞と細胞を掛け合わせて「肉のような」人工肉を培養する

「人工肉」とは、<シンプルに言えば、動物から採取した細胞を培養し、食べられるようにしたものです。アメリカのメンフィスミートではすでに実現していて、3年前の時点で200gあたり約2800万円での製造が可能です。なので、いまの大きな課題はコストダウンですね>

インテグリカルチャー独自の技術である「カルネットシステム」は、<培養液を循環させながら、動物から採取した細胞を組み合わせて培養する仕組み。「還流共培養」とも呼ばれています。例えば、異なる臓器の細胞をかけあわせて、レバーのもととなる肝臓の細胞を増殖させる。組み合わせ次第でいろいろな細胞を大量に安くつくることができます。

既存の人工肉は一つの細胞を増やして生産されるので、完成するのはひき肉のような白い塊。食べることはできますが、味や食感の改善はこれからです>


ひとつの細胞からではなく、複数の細胞が組み合わさった人工肉をつくる

<カルネットシステムでは、「血管」をつくるための因子を組み上げることもできます。肉に血管が通っていないと、分厚い状態を維持できないので、ステーキを作ることはできないんですよ。サシに当たる脂肪細胞を組み込むことも可能です。このようにカルネットシステムでは複数の種類の細胞から構成される既存の肉に極めて近い味、食感の人工肉をつくれるのが一つのメリットです>

<もう一つのメリットは、コストダウン。カルネットシステムの技術で将来大規模プラントをつくることができれば、1kgあたり200円で人工肉を生産できます。人工肉の培養に使う「成長因子(特定の細胞を育てたり分化させたりするタンパク質)」はかなり高価で、これが人工肉作製の高コストの要因でした。

しかし、細胞培養ではこれを細胞同士の組み合わせでつくることができるので、ほぼノーコスト。もちろん、まだ海外でも最大で25Lタンクでの培養程度までしか実現していないので、大規模なプラントでの生産には時間が必要です>

<まずはサプリメントやコスメの原材料、その次に商業用のプラントでサプリや食品を生産するつもりです。カルネットシステムの細胞から栄養素を抽出するというプロセスは、これまでのサプリよりも身体から自然に栄養が生まれるのに近いプロセスです。なので人間にとってより自然かつ効果的な成分が組み合わさったサプリをつくれるはず。
その後、2026年頃に「デザイナーミート」を販売するつもりです。これは細胞培養で生まれる新しい加工肉です>


ペットボトルドリンクで人工肉をつくる。

<実は人工肉の培地は、アミノ酸やグルコースなどスポーツドリンクとかなり成分が近いんです。
将来的には一家に一台培養キットがあって、気が向いたら自分で肉を生産できれば、かなりSFっぽくないですか?>

羽生さんの有志団体「Shojinmeat Project」では、人工肉の作り方などあらゆる技術をニコニコ動画やYouTubeで公開している。



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10年以内には、確実に変わる!食の未来

マクロ面での人工肉の価値は、動物の殺傷や森林の破壊が少ないなどの環境面での持続可能性にある

“栄養をとって終わりのキューブ食”、これでは味気ないと、さまざまな技術を駆使して作られる食肉。
これは、「少食を推奨していた甲田光雄先生が描いていた未来」に似ていますね。人は、食欲に翻弄されます。食欲を抑える、滅していくことがいかに難しいか、患者さんが本当に苦労するのを目の当たりにしていた甲田先生。そこで考えるのは、こういう栄養素や味を再現したキューブ食など簡易に取れるもの。これなら少食が実現できるのではないか。そう思い描いていたことが実現する未来に、なんだか近づいてきていますね。




カルネットシステムを活用した「人工肉」は、スーパーマーケットで見る食肉のように繊維化していて、血管も通っているという。
環境問題でも、食糧生産は森林破壊の7割、温室効果ガス排出要因の18%に相当すると言われている。人工肉は、動物を飼育しなくても培養するためのプラントがあればいいため、ビルの一室でも肉を生産できる。

牛丼1杯にかかるの水や土地、輸送費、エネルギーをいかに減らすか。
普段の食事にかかるための資源量を減らすことが重要です。
まずは、私たちの食事が資源を食いつぶすことで成り立っていることを自覚しましょう。











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Last updated  August 8, 2018 11:31:43 AM
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