モヘアの残酷~ウールを着るよりヴィーガン(植物由来素材)を選択しよう!
H&Mやザラ、モヘアの使用をやめる!ヤギ虐待の訴え受けH&Mなどの衣料品大手がモヘア素材の使用中止に踏み切ると表明しました。ロンドン(CNNMoney)H&Mやザラ、ギャップなどの衣料品大手が相次いで、モヘア素材の使用中止に踏み切ると表明しました。南アフリカの牧場で、毛皮がモヘア素材に使われるヤギの虐待が伝えられたことを受けた措置です。これに先立ち動物愛護団体のPETAは、南アフリカの12牧場でヤギが虐待されていると伝えています。PETAのビデオには、牧場の作業員がヤギを引きずり回したり、乱暴に扱ったりする様子が映っています。作業員が毛刈りを手早く済ませようとして、ヤギにけがをさせることもあるといいます。けがや喉の渇きで死ぬヤギもいるとされ、まだ意識のあるヤギの喉をかき切って殺す映像も公開されました。H&MはPETAの報告を受け、「動物たちを大切に扱うことは我々にとっての最重要課題」と強調、2020年までにモヘア素材の使用を恒久的に禁止すると表明しました。ギャップも3日、傘下のバナナリパブリックやギャップ、オールドネイビーといったチェーン店の製品について、来年からモヘア素材の使用を禁止すると発表。ザラを展開するスペインのインディテックスは、2020年までにモヘアの使用を段階的に中止します。ウール系素材を巡っては、2013年にもPETAの報告を受け、大手各社がアンゴラの使用中止に踏み切っていました。世界のモヘア素材の半分以上は、南アフリカで生産されている。モヘア素材は、セーターやコート、スーツ、家具などの製品に使われている。モヘアのために組み敷かれ、投げられ、刈られ、殺されるBY ANIMAL RIGHTS CENTER【動画】ウールの実態(※閲覧注意)2014年、動物の権利団体PETAがオーストラリアのウール産業の残酷な実態を明らかにしました。羊たちは、ボクシングの練習台のようにパンチを浴びせられ、皮膚を削られ、大きく開いた傷口は、麻酔無しで縫合されます。彼らの傷に対して獣医師が呼ばれることはありません。血の付いた床を引きずられ、蹴られ、ゴミ袋のように放り込まれます。生来穏やかな性質の羊たちが、怖がって動くとメタル製の道具で羊の顔を殴り、頭を踏みつけ、首の上に足をのせ、全体重をかけて床に押さえつけます。従業員は時間給制でなく出来高制であるため、作業は素早く強引に行われ、羊たちは深い傷を体中に負います。そして2017年の調査でも改善されていないことが明らかになりました。【動画】ウールの実態 2017年PETA調査これがウールの実態です。オーストラリア、アメリカ、チリ、アルゼンチン。ウール産業で虐待が蔓延していることを世界中の数々の調査が証明しています。残酷ではないウールは存在しません。羊たちは筆舌に尽くしがたい苦しみを味わっています。タグをチェックしてください。「ウール」と表示されていたら、棚に戻してください。ウールが入った製品を決して買わないでください。▶︎PETA署名サイト▶︎ウールの問題 by ANIMAL RIGHTS CENTER▶︎WoolFreeWinter動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)の、動物虐待や洋服のために殺された動物たちに焦点を当てた「アイド・ラザー・ゴー・ネイキッド」シリーズの一環としてのキャンペーン。▶︎英国ウールの真実 羊の顔を拳で殴りまくり頭を踏みつける byベグブロ▶︎J.Crewは残酷なオーストラリア羊毛の使用をやめて byベグブロ▶︎【動画】PETA’s SEVENTH Wool Exposé: Sheep Still Hit, Kicked, Cut, Thrown▶︎【動画】Sheep Punched, Stomped on, Cut for Wool動物の権利入門 わが子を救うか、犬を救うか [ ゲイリー・L・フランシオン ]内容紹介(出版社より)産業用の動物を閉じ込めるケージを大きくする、殺害方法を洗煉化して苦痛を少なくするなどの動物福祉改革は、動物を人間の手段、モノとされる境遇から解き放つことにはならない。動物福祉は人間による動物利用そのものは認めた上で、動物の味わう「不必要」な苦しみを緩和・削減する措置でしかない。どれほど「人道的」に扱われようとも動物たちが日々受ける仕打ちは拷問でしかない。必要なのは動物搾取の廃絶である。これまで動物福祉の理論は数多く示されてきたが、本質的な動物の権利を問う文献はなかった。本書は、米ラトガース大学法学院教授で動物の権利運動に決定的影響を与えてきた著者の代表作の邦訳である。動物の権利・人間の不正 [ トム レーガン ]内容紹介(出版社より)「私が動物の権利を信じるのは、その権利を認める道徳理論が、それを認めない理論よりも、理性的に考えてより満足のいくものだからである。もしこの確信が当たっているなら、私たちはどのような生き方をすれば他の動物の権利を尊重できるのか」「私たちが食事の席に就くたびに、あるいは新しいコートを買いに行くたびに、何をすべきかを問う」 動物の権利否定派は、肯定派を不合理・感情的・反科学・人間嫌いなどと語ることが多いが、本書はその否定派の議論に一つ一つ反駁する。動物の権利の問題について道徳哲学から説き起こした入門書。