2012/07/05(木)20:37
今、この時季に犬猫ちゃんに必要なケア
今、この季節、この時季に
犬猫ちゃんに必要なケアを東洋医学的見解でお話させていただきます。
今、季節は梅雨、もしくは初夏、というところもあるでしょうか。
東洋医学的に考えると、
◎夏 心臓病の発症度合いが高くなる
とされています。
夏の高温、夏の湿度が、
心臓の持病をもっている犬猫ちゃん、
あるいは血液がドロドロで血管も老朽化している犬猫ちゃん
(つまりシニアちゃんなども含めて)
を中心に、心臓にいつも以上の負担をかけてしまうからです。
◎梅雨 は 腎臓、肝臓に負担がかかりやすくなります
梅雨の湿度と冷えが重なると「湿邪」という状態になり、
身体を冷やし、体内に必要以上の水分を滞らせ、
それによって、血管ドロドロ、
あるいは老廃物などの体内蓄積を生み、
さらに「冷え」と共鳴しやすい臓器、腎臓を攻撃してしまうのです。
腎臓への攻撃を受けた場合
◎腎不全などの腎疾患
あるいは
◎下部尿路疾患、膀胱炎
などに発展する場合が考えられます。
また、肝臓は春の間、いつも以上に解毒作用をしなければならず、
解毒を司る臓器である肝臓に、より負担がかかりやすくなっていました。
同時に、肝臓は体温の調整機能にも関係していると言います。
ということは、梅雨寒から一気に真夏日、さらに室内、室害の温度差などにより、
犬猫の肝臓にはより負担がかかりやすくなる、ということです。
ということは
◎ 心臓
◎ 腎臓
◎ 肝臓
この三つの臓器を一緒にケアしなくてはならないということになります。
特に
◎心臓と腎臓は同じ経絡上にあるため、相互関係が深いと言われています
また
◎肝腎要
という言葉が示すように肝と腎は東洋医学では非常に重要視されています。
犬猫ちゃんの具合が悪くなった場合
◎ 心臓に効く食べ物はなんですか
◎ 腎臓に効く食べ物はなんですか
◎ 肝臓に効く食べ物はなんですか
というご質問をよくいただきます。
上記の意見・考え方を踏まえるのなら、
【心臓・腎臓・肝臓】
本当はこれだけではないのですが、最低限これらの臓器を同時にケアできる
ような食べ物、ごはんを考えてあげる方が、より効果的だということになります。
今、心臓の持病がある犬猫ちゃん、
今、腎臓の持病がある犬猫ちゃん、
今、肝臓の持病がある犬猫ちゃん、
と暮らす飼い主さん、
さらに病気発症予防としてのケアをしてあげたい、という方は、
心臓と腎臓と肝臓を同時に応援できるようなごはん、
食事を考えてあげてみてくださいね。
特に。
これからの時期、心臓病の発症率が高まります。
毎年この時期になると私はこのことをお話していますが、
「本当ですね。うっかりしていたら家の犬が心臓病になってしまいました」
とおっしゃる方は少なくありません。
もちろん、心臓病を発症してからでもごはんのケアは同じです。
心臓・腎臓・肝臓
を応援し、同時に負担をかけないごはんが必要になります。
ごはんで病気発症予防は可能か。
ごはんで発症後の症状改善は可能か。
100%ではありませんが、可能だと思います。
なぜなら犬猫ちゃんの身体、体質、病気を作り出すのは
毎日の「ごはん」だからです。
犬猫ちゃんも自然の一部。
自然の摂理に合った食生活をすることで、
より自然な状態、つまり「調和の保たれた健康に近い状態」
を維持することができます。
同時に発症してしまったあとでも、
より「調和のとれた状態」に近づけて
身体バランスを整えていけば、
「治癒」はむずかしくても症状を改善することは
可能になるはずなのです。
症状が少しでも改善すれば
本犬、本猫ちゃんの心身のストレスが減り、
「幸せだな」
と感じる気持ちが強くなります。
犬猫ちゃんの「幸せだな」という感情は
免疫力を高めてくれますので、
さらに症状が改善するキッカケとなる、ということがわかっています。
つまり、
◎食の改善
↓
◎症状の改善
↓
◎QOLの向上
↓
◎免疫力の向上
↓
◎さらに症状の改善
というステップが生まれることになります。
ちなみにわが家の愛猫ラグドール海は、この時季に重篤な肥大型心筋症を発症しました。
しかし、ごはんの改善と自然療法のお薬などで、
半年後には改善し、ほぼ克服という状態にたどりつけました。
わが家の愛犬キャパリア華実は、先天性僧帽弁閉鎖不全症予備軍でした。
しかし、生後5ヶ月の時から、手作りごはんやトッピングごはんへと
食事を改善したことで、6歳を過ぎた今でも未発症。
心臓の状態は限りなく正常に近いところまで改善できています。
共に、西洋医学の投薬には頼りませんでした。
たまたまかもしれませんが、そのようなケースがないわけではありません。
ごはんでの予防、そして発症後の改善、
できることから始めてみませんか。
投薬治療をしている犬猫ちゃんの解毒力を高める意味でも、
食の改善は重要です。
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