犬猫ちゃんも飼い主さんも「プチ断食」で免疫力アップ　!

2014.04.27

こんにちは　! 宇宙（そら）・人・ペット調和塾～作家阿部佐智子です。

犬猫ちゃんの健康管理、健康ケアのために「プチ断食」をとりいれている
飼い主さんってどれくらいいらっしゃるでしょうか。

私は、犬猫ちゃんのごはん情報をお知らせする時は
必ずセットで

「プチ断食」のお話をするようにしています。

プチ断食というのは、簡単に説明すると
一週間にいっぺん、一食だけごはんを
抜いて、お腹の掃除をしてあげましょう、というものです。

犬猫ちゃんは特に、私たち人間よりごはんにおけるたんぱく質の比率が高いため、
その分解・吸収のためにたくさんの臓器に負担がかかりやすくなっています。

特に猫さんは肉食動物で
犬君よりもさらにたんぱく質を多く必要とします。

そのため、たんぱく質分解時に発生する「アニモニア」の量が多く、
「アンモニア」はおしっことして腎臓を通って体外に排泄されるため、
犬君よりもさらに腎臓に負担がかかりやすくなっています。

腎臓の負担が増すと同じく解毒作用をつかさどる肝臓にも負担がかかりやすくなり、
総合的に解毒力は低下します。

その結果、猫さんは体内にいろいろな有害物質を抱えながら生きていくことになります。

それを改善するためにはまずしっかり水分補給や解毒力応援のできるごはんに改善することが
大切です。

残念ながら、カリカリと飲料水という「ごはん」ではそれはうまくできません。

ごはんの改善と同時に行いたいのが「プチ断食」です。

そもそも犬君にしても猫さんにしても
本来は、毎日毎日たくさんのごはんを規定量食べていたわけではありませんから、
一食ぐらいごはんを抜いても、まったく問題はありません。

「プチ断食をするとお腹がすいてかわいそう」

というのは、実は飼い主さん側の思い込みにすぎないのです。

わが家では、一週間に一度プチ断食をしています。

プチ断食後のうんちはそれはそれは綺麗ですよ、
ピカピカ、きらきらと輝くほど。

プチ断食と言ってもその間、水分補給は必要ですので
猫さんなら薄味のスープを活用したり、

また、犬猫ちゃん共に酵素系サプリメントなどの活用も効果的です。

くり返しになりますけど、
特に特に猫さんにはプチ断食が有効です、

猫さんの弱点は何といっても腎臓です、
その腎臓にかかる負担を一週間にいっぺん減らしてあげれば
腎臓をいたわりながらのケアが可能になるということです。

ということは猫さんの宿命ともいうべき
慢性腎不全の発症の予防にも役立つということになります。

さて、このプチ断食、実は人間さんもまったく同じ理屈が成り立ちます。
人間さんの場合、本人の意識が邪魔をして
なかなかうまくいかない場合もあるんですけど、

できる範囲で

お試しになってみてはいかがでしょう。

私は実は毎朝、プチ断食です、
といっても朝フレッシュジュースとショウガ紅茶は飲みます、

何も口に入れないわけではありません、

ダイエットの方法で「酵素ダイエット」という考え方がありますね、

私の場合はダイエットに成功しているとはとても思えませんが、
もう何年も続いている習慣なので
そのお蔭もあるのか、体調は良い方だと思います。

プチ断食明けのルールなど、いろいろあるようですけど
わが家の場合は

ただ一食を抜くだけでOK ! 　

としています、
いろいろルールを作ると長続きさせるのが難しくなりそうなので。

フレッシュジュースはしぼりたてですから
理屈で考えれば「酵素ダイエット」に近い感覚なのかな、と思います。

朝ごはん抜きはダメ、という説もあるようですが
私には合っている気がします。

プチ断食によって

〇　食べ過ぎによる臓器負担の減少
〇　解毒力アップによる血液サラサラ作用
〇　血液サラサラ作用による結果的な免疫力アップ

などが期待できます。

ご家族そろっての習慣としてかなりオススメな「プチ断食」です。

犬猫ちゃんの場合

〇　被毛や皮膚トラブルがある
〇　うんちやおしっこが異様にくさい
〇　目ヤニ・涙やけ・耳垂れなどがひどい
〇　体臭・口臭がひどい

コなどは、プチ断食で改善できる可能性大です、
それと
食の改善ですね。

ごはんとプチ断食、セットで考えてあげましょう。

※　注意事項

重い病気で獣医さんの指導を受けている場合や
体力が著しく下がっている場合、
その他、プチ断食をしない方が良いケースもありますので

きちんと情報を確認してからとり入れるようになさってください。

お蔭さまで大好評　!