2018/03/09(金)09:02
犬猫ちゃんの混合ワクチンについて
ありがとうございます ! 宇宙(そら)・人・ペット調和塾 ~作家 阿部 佐智子です。
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愛のひかりのエネルギー、必要な方に届きますように。
カウンセリング時に去勢、避妊手術と同じようにご相談が多いのが混合ワクチンについてです。
これから犬猫ちゃんのお迎えが増えるシーズンでもありますね、
私自身の体験と、たくさんのペット君&ママさんのご意見をベースにして記事をまとめてみました。
混合ワクチンについて、実際私が目にした獣医さんの考え方は。
◎ 混合ワクチンは絶対必要。毎年接種すべきもの
◎ 混合ワクチン接種は諸外国同様、三年に一度でかまわない
◎ 何年に一度、と決めるのは乱暴な考え方
抗体検査をしながら、そのコそのコの状態に合わせて接種を考えるべき
◎ その地域でどんな病気が発生しているのか獣医さんと相談しながら
接種するワクチンの内容を考えて
◎ 飼い主さんがワクチンをしないと不安な場合は、一番少ない種類の
混合ワクチンをすすめる
◎ まったく不要です、むしろ危険です
◎ 混合ワクチンではないけれどそれに代わるような役割の副作用が少ないタイプの
単体の働きのものをすすめる
とこれだけありました。
獣医さん側でも「コンセンサス」が取れていない、というのが現状のようですね。
逆に言うと、それだけペット君には個体差がある、という現実の証明だし、
またさまざまな情報を飼い主さん自身が取捨選択できる、ということでもあるのではないでしょうか。
だから困ってしまうんですけど(苦笑)。
人間でもワクチンは専門家の意見がわかれています。
ペット君でも上記のようにさまざまです。
ではどうすればいいのか、と考えていくとき
◎ ママさんがワクチン肯定派ならワクチンを接種という選択肢があるでしょう
◎ ママさんがワクチン懐疑派なら、できるだけ少ない接種、あるいは接種しない、と
いう方法論があるでしょう
そうすべては「ママさんの意識次第」ということなんですね。
便宜的にここで「肯定派」「懐疑派」と表現しましたが、
私はこういう考え方の違いで「対立」に関与したいとは思っていません。
価値観は人それぞれです。
大切なのは、そのペット君のためにママさんがどうしたらいいのか、
ただそのことの見極めだけです。
ご相談で多いのは、里親募集サイトでご縁のあったコ。
毎年接種が基本と言われているんですけど、という内容です。
確かにお迎えまでは保護団体さんなどの責任なので、彼らの考え方は考え方として尊重させてもらって、
お迎えしたら、ママさんご自身の責任なので、ご自分で判断されても良いのではないでしょうか。
↑ ちなみにわが家の愛猫・海・うみの場合はこれです。
ワクチン肯定派の獣医さんの意見で
「仔犬や仔猫がたくさんいるような環境、あるいは犬猫ちゃんがたくさんいる環境においては、
ワクチンをしていた方が一度発症が出てしまった場合の
感染率、発症率が抑えられる場合があるのでワクチンをしてください」
というものもありました。何かのご参考になるでしょうか。
私が断定的に意見を言わないのは、
そのコそのコによって体質が異なるし、
またママさんの性格、価値観もそれぞれだから。
また地域特性もあるかもしれません。
あまりにも「リスクが大きいよ」と言われると肯定派のママさんはご自分の考え方を
否定されているような気がして哀しくなるでしょう。
あまりにも「絶対しないとダメだよ」と言われると懐疑派のママさんたちには「カチン」と
くるでしょう、
「そんなことないから」とそこで対立の構造ができあがってしまうことの方が残念です。
カウンセリングでご相談を受けた場合は、
どういう考え方がいいのか、徹底的にお話しあいをさせていただきます。
私の考え方をおしつけることはありません、
ママさんにとってのベストは何か、という考え方ですね。
ママさんが納得していれば、ペット君も当然安心していられますから。
ブログ記事として書けるのはこのくらいです。
物足りないかもしれませんがあくまでもケースバイケースですので。
どんな病気でもそうですが、「体力」「生命力」「治癒力」が高ければ
もし仮に感染(あるいは発症)しても症状が軽くてすむかもしれませんし、
また早く治る場合が多いんです。
「体力」が高いという表現は変ですね、「体力がある」場合、という意味です。
少し視点は異なりますがインフルエンザを例にして考えてみましょうか。
予防注射をしても、該当インフルエンザにかかる場合もあります、
また型の異なるインフルエンザにかかる場合もあります。
予防注射が「100%」ではないことは確かです。
けれど「体力」「生命力」「治癒力」などがきちんと機能すれば
万が一発症しても大事に至らなくて済みます。
もっと言ってしまえば「体力」があれば発症そのものが抑えられることもあります。
あなたの周りにいらっしゃいませんか、
インフルエンザの予防注射を受けたことがないけど一回もかかったことのない「体力」のある方。
特別に何かをされている様子はなくても。
普通の生活をされていて、でも毎日なんだか楽しそう、という方に多いかもしれません。
「喜び」は「免疫力」をアップさせてくれますから。
そんなことを参考にしながら考えていくと
犬猫ちゃんの場合も「体力」アップは毎日のごはんと
精神的ストレスの軽減、
さらに適度な運動で実現できるものです。
仔犬、仔猫ちゃん、あるいは大人犬猫ちゃんをお迎えしたら何はともあれ、
体力アップのごはん計画を考えてあげてみる、というのも良いかもしれません。
ちなみにわが家はそのタイプです。
また体力があればワクチン接種時のリスクそのものにも対応することができます。
つまり体力があると
◎ ワクチンを接種する時にも安心 = 心配が少なくなる
◎ ワクチンを接種しない時にも安心 = 心配が少なくなる
◎ 万が一発症した時にも安心 = 心配が少なくなる
というメリットが考えられます。
ただし「100%安心」とは言い切れません、
生きている、ということはそういうことです。
私たち人間もそうですね。
さて、精神的ストレス、という意味では
ママさんの強すぎる不安やイライラが彼らの精神的ストレスになってしまうこともあります。
ママさんがいろいろと考えて不安になりがちなのは当然、誰でもそうです。
はじめてのお迎えとなったらなおさら。
私もそうでした。
でも一旦決めたら、ご自分の考えがベスト、と自分自身に言い聞かせて、
できるだけニコニコ過ごせるようにご自身を労わってあげてください。
心配しすぎる必要はありません。
もちろん性格的にいろいろ心配してしまう場合もあると思いますけど、
深呼吸をして肩の力を抜いて、
「なるようになる」
で切り抜けてみてください。結構うまくいくもんです、それだけで。
ペット君のワクチン接種はママさんにとって大きな課題の一つです。
でも、ペット君たちは案外強いんです、私の経験から言うと。
人間が頭で「こうかな、ああかな」と考えるよりずっと体力があるし、
また肝もすわっています。
その本質というか、真ん中がデンとしている生き物なんです。
身体がちっちゃいから、すごく弱弱しく見えるかもしれませんけど、
本来、野生での生活も切り抜けてきた歴史が備わっていますから、彼らの命の中には。
彼らの底ヂカラ = ポテンシャルを信じてあげられるのは
一緒に暮らすママさんだからこそ、の醍醐味ではないでしょうか。
私は愛犬・華実、愛猫・海・うみ、共に
とてつもない(笑)底ヂカラの持ち主だと信頼しきっちゃってます。
さて。混合ワクチンについて「こんな考え方もあるよ」という内容です。
何かのご判断の参考になれば。
※ 追記
初代愛猫・ぴぴ麿は因果関係の証明はできず、ですが
(もしかしたら)ワクチンの影響で
FIP = 猫伝染性腹膜炎 を発症し、
月齢5か月で天国に還っていきました。
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【目次】
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知っていますか? 猫ごはんの真実
トッピングごはんでにゃんこの幸せ寿命は もっとのびる!
トッピングごはんの基本/トッピングスタイル集/トッピングごはんQ&A
トッピングごはん成功のカギは良質なキャットフード選びから/トッピング食材ガイド/ 要注意&NG食材
手作りサプリがあればごはん力がぐ〜んとUP!/子猫・シニア猫・太り気味の猫のごはん
わが家のアイデアごはん13 簡単! トッピングごはんレシピ集
トッピングごはん先輩ママのアイデア拝借1 時短&手抜き術
見て・触ってわかる毎日の健康チェックポイント
トッピングごはん先輩ママのアイデア拝借2 偏食克服!食べてもらうひと工夫
元気な時から強制給餌の練習を!/週に1度のおなかのお掃除【プチ断食】のススメ
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