2005/10/30(日)04:15
神様の存在をとっても感じた出来事
2002年、フロリダでの生活がとても辛かった頃
日本に出稼ぎ帰国。
日本に帰ったらすごくアメリカに戻りたくなかった。
苦しい生活が待っているの分かってたし、
それを生き抜く力がないことも分かってた。
またボロボロになるくらいだったら
あったかいこの日本にいたいよーって。
だけど、私はアメリカに帰るべきだとも分かってた。
だから、フロリダに帰る前に
ニューヨークにいる友達に会いに行って、
ワンクッション置いてからフロリダへと計画した。
ニューヨークで私の世界一好きな美術館
メトロポリタン美術館に行った。
辛い前にいっぱい楽しむぞー!って。
美術館のショップでとてもステキな2枚の絵があった。
私の好きなゴッホとモネの絵。
一枚25ドルもする。
2枚で50ドルか。。。
私は自分のお金は全部神様からだ!
神様のものだ!!って信じてるから、
よく神様に「これ買っていい?」って聞く。
その時も絵の前に立ちすくんでじっと待ってた。
「この絵、買ってもいい?
フロリダに帰ったとき、
この絵を見たらきっとすごく励まされると思う。」
だけど、心に平安がなかった。
「よしっ!」っていう思いにならなかった。
私は神様がゴーサインを出していないと判断。
後ろ髪をビヨ~ンって引かれながらも
その2枚の絵は買わずに美術館を去った。
フロリダに到着。
私を心待ちにしているホストファミリーに見せた
全力の笑顔。
愛に答えるため、力を振り絞った。
ホテルで働いていた私。その辺はプロ。
ホストマザーが言った。
「Norikoの部屋、模様替えしたんだ。
良かったかな?」
私は悟った。
ママは知ってるんだ。
私がいまめちゃつらいって。
「心機一転、頑張ってね!」っていう見えない声が
優しさとともに響いてくる。
「ありがとう。」
そう言うことが精一杯だった。
そして、私は新しい部屋に足を踏み入れた。
その瞬間。。。
私の心の闇は瞬時に消えた。
オオオオオオオオ~~~~~~~~~ッ!!!
新しいライトグリーンの壁。
明るく差し込む光。
そして、私の目の前に光る、2枚の絵。
「ゴッホだ~~っ!!!
モネだ~~~~~~~~っ!!!」
そうです。
頼みもしていないのに
私の部屋にはすでに!!!
ゴッホとモネの絵が飾られてありました。
どうして?どうしてゴッホとモネなの?
他にもたくさん画家いるでしょ??
ねえママ、どうしてこの絵を選んだの?!
わたしはもう何もいりませんでした。
神様は、美術館で見たあの2枚の絵よりも
もっとステキな絵を
私に与えてくださいました。
「わたしはあなたが何が好きかを知り、
わたしはあなたの願いを知り、
また、わたしは最高の形で
あなたに与えることのできる
あなたの神、主である。」
っていわれたような気がした。
そして、その通りだなって思った。
神様のタイミング。
神様の与えてくださるもの。
それらはすべて、
そして、いつも、パーフェクト。
今でも苦しい時
その絵を見上げて
私は神様を待ち望む。。。
神様、ありがと。