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テーマ:猫のいる生活(142032)
カテゴリ:記念日
![]() 携帯スリッパを奪い合う2匹・・・ 朝、起きて息子が一言。 『ママぁ、1歳上になったよ』 そう、今日は息子の誕生日。 あなたと出会えた最高の記念日。 ![]() 仕事帰りに銀行へ。 途中道路に黒い物体を発見。 小さな黒い猫ちゃんの変わり果てた姿だった。 銀行の帰り道、猫ちゃんの手前 数十メートルのところに黒い物体を発見。 小さな黒い猫ちゃんが縁石の小さな隙間に 小さな日陰を見つけて休んでいた。 脇をダンプカーが走る中、危ないと思いつつも 一度は通り過ぎた。 振り返ると子猫は車道を歩いていた。 ちょうど信号が変わるところで、乗用車は速度を落としていた。 が、このままではいつ轢かれるか分からない。 子猫のほうへ歩み寄ると、小さな体で爪を剥き出し 牙を出してシャーと唸った。 一瞬ひるんだ。でもここで見逃すわけにはいかない。 長袖を着ていなかったことを後悔しつつも 子猫をむんずと掴んで救出。 あまりにも軽いその子を掴んだまま、しばらく立ちつくした。 『拾っちゃった』 悔しさと、悲しさと、不安と、後から後から涙がこぼれた。 片手で掴んだまま自転車を走らせる。 とにかく血液検査。 でも今日は木曜日。すぐに病院がやっていないことに気付き 子猫を鞄に入れて連れて帰った。 ![]() 子猫はすぐに懐いた。 猫缶を食べた。 排泄はしない。 甘ったれて寄り添ったり指をしゃぶったりじゃれたり。 子猫にはたくさんの蚤がついていた。 取っても取ってもなかなかいなくならなかった。 ようやく全て取れたと思われる頃には、かなりの時間が経っていた。 こんなにたくさんの蚤がついて痒かったろうに。 今夜は良く眠れるだろう。 ![]() 轢かれていた猫ちゃんはこの子より大きかった。 もしかしたらママだったのかもしれない。 縁石の脇で、どんなに心細かっただろう。 突然私に掴まれて、どんなに怖かっただろう。 ![]() あの時放っておけなかった。 でもさすがに6匹目なんて無理だ。 病気になったらどうする?経済的にもいっぱいいっぱい。 でも、里親さんが見つかって欲しくないなんて思ったり。 小さな小さなあの子は、私の中ではとっくに大きな存在になっている。 今日はあなたと私がめぐり合えた運命の記念日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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