<5日目>

Mexico City　博物館見学。夜、腹痛に襲われる！！

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　今朝はまず国立人類博物館へ。メキシコ・シティを訪れたら絶対に見ておくべきというメキシコ古代文明集大成の場所です。

　入り口付近で偶然ある儀式をやっていました。

　バンジージャンプをゆる～くしたような儀式で、高さ約30ｍの1本の棒のトップから宙吊りにされた男性数人がくるくる～と舞い降りてきます。テンテケテンテケという太鼓の音と共にハデハデ衣装のおじさん達が地面に向かってふわ～。どういう意味があるのか不明でしたが、大勢の観光客が集まっていました。

　そして博物館へ。中庭に巨大な巨大な噴水のある斬新な建物には、ティオティワカン、マヤ、アステカなどの遺跡から発掘された重要物がずらり。オマーの説明を頼りに順に見ていきました。

　特に興味を引いたのは直径3.6ｍもある“アステカ・カレンダー(太陽の石)”。アステカ人達は1年を365日とする正確なカレンダーを作り、これをもとに農作物を作り、節目ごとに血の生け贄をともなうお祭りをしていたらしい。
　
　でも、この博物館、すごく大きくて展示品が多い！！

　最初は1つ1つにへ～と感心していた私達ですが、2時間を経過する頃にはリアクションがイマイチになって来ました。どの発掘品も素晴らしい物はずなのに、どれも同じ石に見え始めたのです。これはまずい！3時間後、全部見終わる頃にはヘトヘトになってしまいました。

　昨夜メキシコ・シティに戻ってきて薄々感じていた高山病による頭痛とクラクラ感が増して来ました。まずいな～。

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　続いて、公園の中を30分ほど歩いて、小高い丘の上に建つチャプルテペック城へ。

　メキシコ革命勃発期に独裁者として君臨したディアス大統領夫妻の住まいとして知られるこの城には、国立歴史博物館もあって、その建物と展示品は見ごたえあり！！

　当時の勢力と財力を象徴する豪華な部屋の数々は圧巻。頭痛は治まらないけど、このお城には行ってよかった！！

　そして5時頃、遅いランチを食べた後、1度オマーの家に戻り夜は彼の仕事仲間達と会う予定でした。

　が！！家に着く頃、私はひどい腹痛と頭痛に襲われました。普段は胃腸は丈夫だし、海外旅行でもあちこちで屋台にトライして来ましたが、こんな腹痛は初めてです！！

　薬を飲んで出発まで仮眠する事に。でも冷や汗も止まらず腹痛も治まらず。残念だけど、今夜は私は外出しない事にしました。

　メキシコに行くと言うとみんな必ず「お腹壊さないように！」と言うので、生水には気をつけて氷入りのジュースも飲まないようにしていたのですが、この結果。どうしてだろう～？いろいろ考えてみましたが、この腹痛の原因はたぶん、高山病による体調不良に併せて、チリ(唐辛子)を毎日食べていたから。

　メキシコ料理にとても興味があったので、毎日いろいろな郷土料理にトライしていたのですが、たいていどれもチリソースがたっぷり！赤唐辛子に青唐辛子。チリソースだけで10種類以上あるらしいです！！

　普段はあまり辛い物を食べない私が毎日いろいろ試した事と、料理に意外と揚げ物が多かった事が重なって胃が悲鳴をあげたみたい。とにかく今夜は良く寝て復活しなくちゃ！！明日はティオティワカン遺跡を登る予定なのです！！