べったら漬け
ついに今年も残るところ1ヶ月となりました。朝の水シャワーも身を切るような冷たさの昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年の養生園の畑で一番(唯一?)の豊作だった大根!普段であればキッチンに持っていくはずの収穫物ですが、あまりにも一度に取れすぎたために、以下、キッチンボスヤヨイとのやり取りを妄想。(ドラクエ風・わからない方ゴメンナサイ!)-------------------------------------チャラララーン♪キッチンボスヤヨイがあらわれた!よしとのこうげき!よしとは大根を大量に差し出した!「あ、あのぉ、これ大根。畑で採れたんですけど。。。」・・・ミス!!ダメージを与えられない!キッチンボスヤヨイのこうげき!「そんなに一度に取って来ても使えないじゃなーい!!」バシッ!100億万のダメージ!!ダダダダダッ!!よしとはにげだした!・・・まわりこまれて逃げられない!!キッチンボスヤヨイのこうげき!「こんなにどうしろって言うのよお!!」ズガシッ!!バシバシバシッ!!○&×$#△%!!!・・・つうこんのいちげき!!「お願いします。もうカンベンしてくだ・・・。」よしとはきをうしなった。。。-------------------------------------と、とても言えない。。大量の大根を厨房へ持っていくことも出来ず、悩んだ挙句、良い本を買っていたことを思い出しました!その名も「漬け物百科」表紙を見ただけでヨダレ放出(違う意味で)な本ですが、内容がまたなかなかのスグレモノ。キッチンボスヤヨイに貸し出していたのを「コッソリ」取り返してダイコン検索。・・ていうか、なんでコッソリなのだろう?もともと私のものでしょ。。「つうこんのいちげき」にビクビクな私。漬け物と言えばダイコン。もちろんこの本にもダイコン処理法、いや、調理法がたくさん載ってました!その中から閉園までの時間と手軽さで選択したのが「べったら漬け」麹で漬けた甘い漬け物です。さっそく、本の通りに、塩で下漬けを施し、その間に麹を発酵させて麹床を作ります。麹の発酵には温度が必要らしく、雪がちらつく養生園では麹菌も思うように動けません。仕方なくビンに入れて抱いて寝ましたよ。・・すると、私の体温が良い具合だったのでしょう。翌朝には早くもあまーい香りの発酵麹が出来上がりました。(ダレ?「きたなーい」とか言ってるの!)塩に漬かってシオシオになったダイコンと一夜を共にした麹を交互に入れていきます。30年以上生きてきましたが、麹と添い寝は初めての経験でした!漬け物を漬ける入れ物がなかったので、鍋で代用。その間に昆布と唐辛子を刻んで入れていきます。重石代わりに皿を引っくり返して、上に乗せてあとは5,6日置くのだそうです。順調に行けば、閉園直後に食べられそう!さあて、どうなるかなあ。楽しみ楽しみ♪『今日のあなた(私)はワクワクしていますか?』