〇☆〇マテバシイの実を食べてみた。
♪ 九時過ぎてマイクテストの始まりぬ稲刈り終わらば産業まつり きのう拾って来たマテバシイの実を煎って食べてみた。 さすがに生で食べる気はしなかった。子どもの頃、山でまだ若い栗の実を歯で皮を剥いて食べたりしたが、味も薄くそれほど旨いものではなかった。ちゃんと熟したものも生で齧って食べたが、やはり加熱した方が甘みが増してだんぜん旨い。 そんな経験から、生で食べるまでもないと・・。 鉄のフライパンで煎ってみた。加熱すると脂がにじみ出て輝いている。煎り上がったらプライヤーで縦方向に割ると、簡単に実が取り出せる。ビタミンC、カリウムが多い 食べてみると、アクもないし歯応えもあって、素朴な自然の味がした。子どもの頃の懐かしい味。 甘味が少ないので物足りないが十分食べられる。20個ほど食べたかも知れない。ちゃんとした味覚を持っている孫(小5)にも食べさせてみた。まあまあの感じで、剥いて器に入れたものをパクパクと口へ運んでいた。試しにバターを付けたり、それに砂糖をちょっと付けて食べたてみたり。 今の子どもは見向きもしないだろうなあ。 来るべき食糧難には、早いもん勝ちの争奪戦になるだろう。 栃の実や樫の実はアク抜きをしないといけないので、こっちの方が実も大きいしだんぜん人気が出るだろう。炊き込みご飯にしたり、粉にしてパンやクッキーに混ぜて食べることも出来る。 椎の実はどれも食べられる。ツブラジイは実が小さいものの、小さい分味が濃いので美味しいらしい。スダジイなどはネットで売られていたりする。 乾燥させてから高温多湿の場所を避けて、常温または冷凍で保存すれば2ヶ月以上もつという。スダジイ Amazon ¥4,480 ブナ科、クリ亜科に属する植物の実なので、食べられるのは当然なのかもしれない。 ★日本に自生するブナ科22種「どんぐりの見分け方」oshino-Oomine Field Noteより 残りの実は、“話の種” にもなるし作品展の会場に飾って、欲しい人に持って行ってもらおう。