歌 と こころ と 心 の さんぽ

2016/04/09(土)08:35

 ◆ さくら咲くに寄せて 3首

一日一首(550)

♪ 風采の上がらぬ小山いつしらで花咲き出でて笑みをこぼしぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  何の特徴もない風景が、桜の開花とともに一変する。馬子にも衣装のごとくひと際華やぎ、たおやかな優美さをもって周りを包み込む。  そして僅か10日余りで、まぼろしのごとく消え去ってしまう。  この奥ゆかしくも短命の美を、日本の文化を知るようになった外国人も親しみを持つようになってきているのは嬉しいことだ。 ♪ 外つ国にさくらを愛でる心あり咲いて静かに去りゆくさくら ♪ 一年のたった10日の晴れ舞台 ギャラリーの上(へ)に繚乱たるを   ♪ 散り初めし桜は夜の道しるべ遠回りして買ふ缶ビール    ◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。 ◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。 ★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月) ☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行 ●「手軽で簡単絞り染め」

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