♪ やることがどんどん増えて若返る暇(いとま)が閑(ひま)でなくなってゆく
運動会も本格的なシーズン、急な徒競走などで転ぶ人が続出します。頭では出来るつもりでいるのに体が全くついてこない。
筋力が衰えたせいだと思っていたら、それは大間違いだった様です。筋肉よりもむしろ運動神経の方が、使われなくなったことでちゃんと働いてくれなくなっているのだそうです。先の水曜日(30日)のNHK「ガッテン」でやってましたね。
筋肉を制御する「神経」が筋肉を上手に動かせなくなっているのを、その状態のままを放っておくと、神経の数がどんどん減っていくのと同時に筋肉そのものも衰えてしまう。やがては転倒や寝たきりなどのリスクにもなるんだそうです。
ちょっとした段差でつまずくことが増えたり、「体がついてこない」「動きにキレがなくなってきた」と実感することが多くなった中高年。
それを解消する方法が、至って簡単な運動を一週間続けるだけでOKというもの。
神経に働きかけて体の動きをよくする体操、3種類。毎日、それぞれを10回程度行うと、1週間ほどで効果が現れることが期待できるそうです。
このエクササイズ、すでに多くの学校に導入されて子どもの運動能力を向上させる実績をあげているそうです。
その1
神経を刺激する!くねくね体操1「くの字体操」
やり方
足を肩幅に開いて、頭を動かさないようにして、腰で「くの字」を書くように左右にくねくねと振るように動かす。
その2
神経を刺激する!くねくね体操2「Sの字体操」
やり方
足を肩幅に開き、体で「S」の字を作るように、肩と腰を左右に平行移動させる。肩を先に動かして 腰が後から追いかけるイメージ。
この時も頭は真っ直ぐにしたまま、肩でどんとぶつかっていくようにし、次に腰を送っていく感じが分かり易い。
その3
神経を刺激する!「がにがに体操」
やり方
小刻みにジャンプしながら、ひざとひじをつける。
最初に軽くジャンプしてリズムをつかみ、そのままのリズムで足を膝を肘につけるようにあげる。肘を下げないように、左右交互に繰り返す。必ずしも膝が肘につかなくてもいい。
毎日でなくても「思いついたときに時々行う」、「どれか1種類の体操だけ行う」でもOKだそうです。
※普段運動をしていない方やお年寄りにとっては、少なからず体へ負担がかかります(特に「がにがに体操」)。
転倒や関節を痛める可能性がありますので、体力に自信のない方は絶対に無理をしないでください。また、運動をして痛みが出た場合にはすぐに中止してください。
番組では、立った状態から大股で出来るだけ前へ、2歩踏み出した距離を計測。一週間の運動の前と後とを比較していた。標準距離は、身長の1.3倍で、身長160cmなら208cm。
大方の人が運動前は標準に届かなかったが、1日10回の運動を1週間続けたあとは、ほぼ全員が標準を越えていた。
すでに中高年向けの教室も開かれるようになっていて、効果をあげているそうです。
筋肉が落ちたのでと、ハードな筋トレをしなければならないと思うと、それを考えただけでやる気が起きない。しかし、こんな簡単なことで運動神経が回復するなら、やらない手はないですね。
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行
●「手軽で簡単絞り染め」
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