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2017.09.05
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カテゴリ:気まぐれ短歌

♪ 太陽に囚われしまま回りいる統べるものなきわがプラネット




 木星の衛星「エウロパ」。エウロパの海は太陽系の中で地球以外に生命が存在する可能性が最も高い場所のひとつとみられている。
 その「エウロパ」から宇宙に大量の水蒸気が噴き出しているとみられる様子を、昨年10月に宇宙望遠鏡「ハッブル」が捉えた。エウロパの地下に広がる海に何があるかを探る可能性が高まっている。



木星の衛星「エウロパ」の左下に水蒸気の噴出とみられる影が見える(NASA提供)

 ハッブルが捉えたのは、エウロパの南極付近で地表から200キロメートルの高さまで噴き出した水蒸気の影。1年3カ月の間に10回の観測を行い、そのうち3回、時間をおいて断続的に水が噴き出す間欠泉のように水蒸気が噴き出している様子を撮影したのだ。



ハッブル望遠鏡

 ハッブルが捉えた映像が水蒸気に間違いなければエウロパの地下にある海から噴き出しているのは確実。表面を覆う厚い氷を掘り下げることなく、上空に噴き出した水蒸気を採取して、海にどんな成分が含まれているかなどを容易に調べることができる。

 地球でも、最初の生命は海で誕生したと考えられている。太陽系内で生命や生命の痕跡を見つけられるのではないかと期待される星は火星などいくつかあるが、海を持つエウロパは最有力候補のひとつ。
 「長期間、水の環境が保たれているのは、地球とエウロパくらいで、生命が生まれて進化する時間があるのでは」と期待されている。



土星の衛星「エンケラドス」の南極付近から噴き出す水(NASA提供)

 今回のように地表から水蒸気が噴き出しているのが見つかったのはエウロパが最初ではないらしい。土星の衛星「エンケラドス」で、すでに同様の現象が見つかっているらしい。04年に土星に到達し、観測を続けている探査機「カッシーニ」が発見、噴き出した水蒸気に含まれる成分を採取して分析する研究も進められているらしい。

 噴き出した水に含まれる成分を分析し、エンケラドスの海でセ氏90度を超える高温で海水と岩石が反応していることなどが明らかになり、太陽から遠く離れ氷に閉ざされた衛星が、生命を生み出した初期の地球に似た状態にあることがわかってきたらしい。
 ただ、エンケラドスの直径は500キロメートルと地球の25分の1しかない。「海が何億年もの長期間、存在していると考えるのは無理がある。

 地球上で最初の生命の痕跡が現れるのは約40億年前。地球が誕生してから5億年程度たってからとみられ、生命が誕生するには時間が必要だ。直径が約3000キロメートルと月に近く、エンケラドスよりずっと大きなエウロパならば、長期間、海が存在することが可能とみられ、それだけ生命発見への期待も高まる。



エウロパの表面から噴出する水蒸気のイメージ(NASAのが公開した動画より)

 NASAは20年代に、新たな木星探査機「エウロパクリッパー」を打ちあげる構想を持っているらしい。
 カッシーニ探査機が土星のエンケラドスで噴き出した海水のサンプルを集めたように、エウロパクリッパーもエウロパから噴き出した海水のサンプルを採取して生命を探すことになる。さらに欧州が中心となりエウロパを含む木星の衛星を調べる探査機「JUICE」を打ち上げる計画も進んでいる。
 搭載する観測機器では日本も参加するのだとか。エウロパから噴き出している巨大な水蒸気の噴水は、こうした探査計画を後押しし、生命探索に勢いを与えるきっかけとなった。



木星の衛星「エウロパ」に接近する探査機「エウロパクリッパー」(想像図)



 水爆の研究などしてないで、北朝鮮もこういう処に技術と国の威信をかけて欲しいものだ。財政的にはアメリカや中国などに適うはずも無いが、チキンレースをやって消耗していくよりはよっぽど国威発揚になるんじゃないだろうか。宇宙開発というより、人類のためになるという意味での研究開発。

 何時になったら惑星地球号の乗組員が一致団結できるのか。地球外生物が襲来でもしない限り、呉越同舟のまま無駄なエネルギーを注ぎつづけていくのだろうか。




◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。

「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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最終更新日  2017.09.05 09:33:05
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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