2017/10/06(金)23:32
■ 十五夜の月にもたれて詠む 5首
♪ 「明日」から月を無くせし日日を生く闇に病むもの銃乱射せり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
♪ 十六夜のまだ満ちたらず沈きゐて水面にかぜの立ち渡りゆく
♪ 猫が目をぱっと光らす月の夜しずくのごとく白はぎの花
♪ ゆっくりと月天心を渡るころ部屋を出てゆく猫に同化す
♪ 萩はまだ咲き残りいる夕月夜水道の水をくっと飲み干す
♪ 虫さへも鳴かず終電行きすぎぬ十五夜の夜はかくもさびしき
★10年振りにランキングに参加してみました。ポチッと押していただけたら嬉しいです。