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歌 と こころ と 心 の さんぽ

2017.10.06
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カテゴリ:気まぐれ短歌

♪ もず鳴きて秋たけてゆく深更に耳に入りくる安楽死の三語(みご)


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深更(しんこう)= 夜がふけたこと。また、その時分。深夜。



 脚本家の橋田寿賀子さんがNHK「クローズアップ現代」に出演して、「私は安楽死で死にたい」と語っていた。話題になったのでご存知の方も多いと思います。
 2016年12月号『文藝春秋』に掲載されたのを受けての取材でした。
 「夫に先立たれ、子どもはなく、親しい友人もいない。天涯孤独の身の上」と語る齢92。まだまだ現役で仕事をされて元気なのですが、体の衰えを感じ、74キロあったのが今58キロまで減って、「自分も、そろそろ」という気持ちを抱くのは当然でしょう。


©鈴木七絵/文藝春秋

 「いまはまだ自分で生活できていますが、足腰が立たなくなったらどうしましょう。行きたいところへ行けず、食べたいものを食べられなくなったら。いつの間にか認知症になって、何もわからなくなってしまったら。
 食事から下の世話まで人さまの手を借りるなら、そうなる前に死なせてもらいたい。これは、尊厳とプライドの問題です。死ぬときに、痛いのや苦しいのも嫌です。だからいつどうやって死ぬか、自分の意思で決めさせてもらいたい。それには安楽死しかありません。」

 ヨーロッパのいくつかの国やアメリカのいくつかの州では、安楽死が合法になっていて、日本や他国からその為に訪れる人も多いと聞きます。
 だから彼女も日本でも認めてもらって、わざわざ外国へ行かなくてすむようになれば助かると思っている。


吾が窓からもモズの高鳴きの姿が見える。(左の上の鳥)
  

 モズは、秋から冬にかけては1羽だけでなわばりを持ちます。11月には秋のなわばり争いは終わり、モズは1羽きりで冬を迎えます。「キィー、キィー、キチキチキチ」木の葉が色づき秋が深まる今頃、モズの甲高い鳴き声が響きます。


 私も安楽死について、以前ブログにも書いたことが有ります。ただ意味も無く老醜を晒し、医療の世話になって余計な経済的損失を与えることにもなって、何の得にもなりません。
 安楽死が認められる事でどれだけ心が楽になるか、計り知れないものがあると思います。本人だけでなく、家族も親類も地方自治体も国も、様々な負担を担わなくて済むと思うだけでどれだけ気が楽になるか。

 これは当然のことながら、強制力の発生するような物ではなく個人の選択の自由を与えられるということ。生まれる時は自分の意志は与えられません。死に方ぐらい自分で選ぶことが出来てしかるべきでしょう。自死を禁じている宗教もありますが、どう死ぬかということの中に尊厳死という考え方は無いように思います。


 スイスは、安楽死の手法の1つ、自殺ほう助が認められている数少ない国の1つで、民間団体、「ディグニタス」というのがあるらしい。治る見込みのない病であることや、耐え難い苦痛があるなど、厳しい要件を満たすと医師が承認した場合のみ、サポートを受けられる。
 日本人も2016年の時点で、17名が会員となっているけれど、他の治療法などを選択する人もいるため、実際に自殺ほう助を受けるのは、全会員の3%に過ぎないという。


20年で自殺ほう助を受けた会員たちに関する書類

 ディグニタスの幹部・シルバン・ルレイ氏「人びとがディグニタスを頼るのは、ただ自殺ほう助を受けたいからではありません。選択肢を探しているのです。どうしたら“人生の質”の問題を改善できるのかと。その解決策を見つけられるように、別の治療法もあると説明するのです。」

 ディグニタスに登録している方で、実際に安楽死を実行する方はおよそ3%しかいないというデータもあるが 
 橋田さん「やっぱり登録してるから安心しちゃって、いざとなったら安楽死できると思っているうちに、なんか平穏死なさったんじゃないですか。それは、だから1つの安心ですよね。安楽死に登録して、いつでも安楽死できると思ったら、いつか平穏死になったっていうのはとてもいいことだな、一種の理想ですよね、それが。心の、なんか保険みたいなもんですね、安楽死っていうのは。」


 映画「ソイレント・グリーン2022年のニューヨークを舞台にした、1973年の制作のSF
 人口増による食糧難の時代、或る企業が「ソイレント・グリーン」というビスケットを製造販売して大儲けしている。その企業を不審に思った主人公のチャールトン・ヘストンが工場に忍び込んでその実態を暴こうとする。
 一方で、今と同じ様に老人が社会的な問題となっていて、安楽死の施設が作られ、美しい映像を観ながら眠る様に死んでゆく。


安楽死の施設 美しい映像が巨大スクリーンに映し出され・・

 この映画の怖いのは、この二つが裏で繋がっているということ。何と「ソイレント・グリーン」はこの安楽死で死んだ人が原料となって作られていたのだ。


 過去のブログ
 「◆ 超・超高齢社会
 「■ 『幸せ薬』の配給



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最終更新日  2017.10.06 18:13:12
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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