♪ 春の風 冬の凩 夏の凪 花に嵐や凡百の空
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常滑の息子の家で飼い始めた「子猫」を見に行きたい。そして帰途は歩いてこようと思っていたら、低気圧が通過した後でのかなり強い(6-7m)北西風が吹くらしい。中三日空いてしまったので今日はウォーキングしておかないと、まずいのだ。
距離もまあまあだし、気温も低めで歩くには丁度いいぐらいのもの。風さえなければ最高なんだけどなぁ。さあ、どうしよう。
「地図蔵 » 地図で距離測定」で測ってみると12.7kmと出た。バッチリだ。堤防道路は砂粒が飛んでくるのも敵わんので避けた方が良さそうだ。
桜も咲いてお花見の時期なのに、低気圧のいたずらで “春う~らら~” というわけにもいかないようだねぇ。
PCの机の横の窓は西南に向いていて午後の日差しが強く、遮るものが必要になってきた。手持ちの小幅の布でも下げようかと探して見れば、梵字のタペストリーが幾つかあった。
これはキリク、阿弥陀如来を表している。外向きにしてある。この窓際はこれから夏に向けて益々暑さを増してゆく。
夏至のころには、太陽が真上に来るので差し込む割合は少なくなる。とはいえ、部屋全体に遮光カーテンを閉めておかないと酷いことになる。
アストロアーツより
ああ、こんな事を今から考えている俺はなんと無粋なことか。春には春の雅趣を存分に味わえばいい。それが風雅というものよ。先の事なんか、どうなるか分からないのだから・・・。
そう考えたら、この強い風も “春の味わい” かも知れないと思えて来た。一週間後なら花吹雪も見られるだろうが、それにはまだ早い。
地軸が黄道面に対して23.5度傾いているおかげで、四季の変化を味わえる。その折々に見せる様々な変化が 、”地球という愛しい生き物” の姿なのさ。
そう思ったら出かける気持ちが固まった。昼過ぎなら日差しも強いし、そう風も苦にないだろう・・。
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最終更新日
2019.03.31 09:37:20
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プロフィール
sunkyu
日本の四季と日本語の美しさ、面白さ、不可思議さ、多様性はとても奥が深い。日々感じたことを「風におよぎ 水にあそぶ」の心持ちで短歌と共に綴っています。 本業は染色作家
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