
♪ 「大富豪」革命こぞうの必殺にけんもほろろのじーじとばーば
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
孫ちゃんは昨日、保育園の遠足で「海南こどもの国」へ行ったらしい。園のバス2台(1組30人で2組ある)でぎゅうぎゅう詰めだったらしい。朝の雨も着くころには上がって、楽しんできたらしい。
帰りの時間がママの仕事とバッティングしてしまい、パパが仕事の合間に迎えに行ったらしい。月曜日は預かる日なのでそのまま爺さまの家に連れてきた。
来るなり、たまたま玄関に有ったボールを持ち出して、一人サッカーを始めたみたい。
広い運動場が家の前に出来たようなものだなぁ。土がやわらかくて、踏み固められていないので足を取られたりしながら、貸し切り状態で走り回っていた。
遠足で疲れているかと思いきや、子どもは元気なもんだね。4月からは小学生だし、体力もついてきてるんだろうなぁ。仕事のあるパパは直ぐに戻っていった。
家に入って、借りてあった手品なの本を見ていて、直ぐにやれそうなのがったのでさっそくやってみる。テープで輪を作って、そのテープを “タテ方向に半分に切るとどうなるか”、っていうもの。そのまま切ったら2つの輪が出来るけど、1回ひねって作った輪を切るとどうなるのかな?
で、やってみると、倍の大きさの輪になった。
じゃあ2回ひねったらどうなる? こんどは2つの輪がつながったものが出来た。
ついでに3回ひねったのもやってみるか。どうなってる? 小さい輪と大きい輪がつながってるみたいだ。「なんでこうなるの~? なんでぇ!?」
「なんでだろうねぇ、爺にもわかんない」「裏と表の色が違うテープだと分かり易いんじゃないの?」
「それだと手品がバレちゃうじゃん」
「そうか、この方が面白いか」
「今日はばーばが帰ってくる前に、風呂に入っちゃおうか、その方がゆっくりトランプが出来るだろう?」孫ちゃん「うん、いいねぇ」と大乗り気。とにかく今「大富豪」に夢中で、家に来ると必ずやることになる。2人でやることもあって、その時は幾ら何でもカードの数が多すぎて手に納まらないから、2枚づつに減らしてやってる。それで、大きな手が出来ないかわりにわずかの差で、すぐに勝負がつくみたいだ。
孫ちゃんは「革命」が好きで、とにかく4枚そろうと大喜び。3枚でもジョーカーがあればできるので、チャンスが来たら必ずやる。それをやるとカードの強さが真逆になるのでややこしい。「おいおい、止めてくれよ~」なんて言いつつ、戸惑うばかり。
一度に4枚のカードが出せるので効率が良いし、周りは4枚のカードなんてないからパスするしかない。そんなんで「革命」をやった時の孫ちゃんはほとんど勝っているので、味を占めたらしい。
「革命」をやるとこれが逆になる。
「革命」をもう一度やると元へ戻るので、やり返してやりたいけどそのチャンスがなかなか来ない。けっこう強いけれど、爺婆さまだって負けてばっかりじゃない。帰りがけに勝っちゃったりすると、泣いて「やーだ!やーだ!!」と引き下がらないので困ってしまう。そんな時は爺婆さまが目配せをして、手加減して勝たせてやってるみたい。
頭の体操だし、“負けん気が強いのも悪くないよなぁ” なんて思いつつ、きのうはなんとかうまく終わらせたらしい。紙テープを「もってっていいよ」と上げたのに、玄関で靴をはいている間にすっかり忘れてしまったらしい。
「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
|