歌 と こころ と 心 の さんぽ

2021/04/06(火)10:58

◇ 旬を味わう夏みかん

食べ物(13)

♪ 入る時出てゆく様が問題と老いてますます単純になる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  今年も夏みかんがたくさん生っているので採りに来て下さいてと、3週間ほど前に連絡を頂いていた爺さま。「無くなるよ~」との連絡が入ったので、今朝急にその気になって採りに行って来た。  夏みかんが大好きな人ってけっこう周りにいるようで、隣家の娘さんも好物らしいし、友人の娘さんも大好きで1個をペロッと平らげてしまうらしい。お裾分けしたらすごく喜んでくれたみたい。  孫ちゃんは味覚がけっこう発達しているらしく、苦味や辛味だけでなく酸っぱいのも好きで、夏みかんだってへっちゃらで食べちゃうらしい。今日が小学校の入学式で、ピッカピッカの一年生になったばかりだ。  甘ければいいというのはこの子には通用しない。甘すぎるのは嫌いだし、どちらかと言えば大人の好む味の方に触手が動く感じだね。先がオソロシイ、いやいや、先が楽しみと言った方がいいのかも。  “夏みかんの皮ピールがカラッと仕上がらず、どうしてもベチョっとしてしまう” と、爺さまが嘆いているのを聞いて、婆さまがとても上手に作る隣家のお婆さんに、作り方のコツを聞いてくれたらしい。  それによると、皮の表面を薄くそぎ落とす必要があるようだ。そうしないと砂糖がうまく浸透しないんだとか。爺さま、それはしていなかったらしい。綿の部分は半分ほど削ぐらしいけど、ふっくらしたのが良いととか言ってそのまま全部使っていた。  煮る時間はテキトウだと言うばかりで、はっきり言ってくれなかったらしい。水分の加減が決めてらしく、長年の勘で調整しているらしい。その辺りは経験で身に付けるしかないんだね。 ずっしりと重く、みんないい顔してる。 ゴールドは爺さまのラッキーカラーだし・・  ネットには簡単な作り方が幾つも載っているけど、ふっくらとカラッと仕上げるコツが分かっている人は少ないようで、それらしいものは出て来ない。らしいものが出来て満足している風で、もったいないなあと感じてる爺さまだ。  去年、何度も作って失敗しているので、今年は上手く出来そうな予感がしている。  それと、夏みかんは採って直ぐに食べるよりも、20日ほど寝かせた方が甘みが増すんだって。採りたての瑞々しいのを、果汁を滴らせながらむしゃぶりつくのが好きな爺さま。試に20日間寝かせる分も残しておこうかと・・。  無農薬の旬の果物はどうしたって美味しい。「甘夏なんて軟な奴喰うもんだ、夏みかんを豪快にペロッと一個食べるのが本当の通と言うもんだ」な~んて、好きな爺さまは堪らない顔でほくそ笑んでる。  因みに、猫の味覚はわりかし単純で人間みたいにめんどくさくない。自然界にあるものをいかに上手く摂り込むかが大切、という生活のなかで身に着けてきたので、贅沢なことなんか言ってられない。  勘単にまとめるとこういう感じらしい。  ◆猫は苦味、酸味、塩辛味を感じることができる  ◆甘味は感じないとされているが、なんらかの情報(味)を得ているとも考えられている  ◆味を感じる味蕾の数は人、犬に比べて少ない  ◆食べ物かどうかは嗅覚で判断する  ◆好き嫌いは味覚で判断する  キャットフードって皆味が違うのでどうしたって好き嫌いがある。だけど、同じものばっかり食べるのは良くないって、時どきあまり好きじゃないのが出るのがなぁ・・。アランとも好みが違うのが爺婆さまにとって、良いのか悪いのかよくわかんない。食べることだけが楽しみなんだけど、こればっかりは自由になんない。まあ仕方ないよなぁ・・ 「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」

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