2021/05/02(日)08:51
○ 夕近く自然は衒うこともなく美しき虹を描いて見せる
♪ 束の間のアルカンシエルうぐいすの朝鳴く寺の裏山あたり
★アルカンシエルは仏語で虹のこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
小雨が降り雷鳴が遠くに響いていた夕近く。雨がやんで薄暗い空の西の方に明かりがさしてきた。その自然現象が見せる動的平衡的空の様子が何となくこころに響いたので、その様子を写真に撮った。
午後4時を過ぎて、西の空がわずかに明るくなった。
そして、ふと東の方を見ると、何と虹がかかっているじゃないですか。夕暮れにはまだ間がある時間帯だけれど、空はまだ雲に覆われていて薄暗い中に遠慮がちにアーチが浮かんでいる。東の方から差し込んできた光が東側の空に充ちている水蒸気に当たって生まれた虹。
短い時間。まさにほんの束の間の出来事で、数分の後には消えてしまった。
この真新しい竹が伸びている小山から、毎日のようにウグイスの声が聞こえてくる。少し高い位置にあるために遠くまで聞こえているように思うが、カミさんには聞こえないらしい。その声は大空に吸われてしまって、思ったほどには届いていないのかも知れない。
虹の出た翌日は晴れるんだとか。その言い伝えの通りに今朝は、やや冷たい風吹いているものの爽やかな空が広がっている。
小山までは直線距離で160mくらい 更地には時々野鳥がやって来て何やらついばんでいる。先日からツバメがやって来て、今朝はもう無い水たまりの周りを行ったり来たりしていた。
晴れていた空には雲が流れてきている。午後2時前後には小雨が降るらしく、気温の低めだ。
連休中も曇りがちのはっきりしない天気のようだ。自粛を強いられているのだから晴天で外出をそそられるより、返ってその方がいいでしょう。