
♪ 燕麦の青葉繁れる初夏日四度目となるワクチン通知
夜10時ごろに雨水を受けているポリタンクを見たら、満水状態で今にも溢れそうだった。それでホースを入れて下のタンクへ流れるようにして床に就いた。夜中に南風と共に大降りとなって、どうなるかと思っていた。
今朝、まだ少し降っている中で確認すると、下のタンクは縁まで一杯で上のタンクはその水位と同じ水位で止まっていた。ホースがずっと働いて、サイホンの原理で左右の水位が保たれていたようだ。
あれだけ降ったのだから下のタンクはオーバーフローしたはずなのに、そんな形跡も感じられない。じわりじわりと流れ出た水が地中に浸み込んでいったのだろう。
上のタンクも一杯になっていると思っていたので、当てが外れた。
かなり旺盛に伸びていた宮城野萩を、予定通り切り戻しした。もっと先でやった方がいいのだが、花が貧弱になっても面白くないので、ここらあたりが切り頃かと。
二種類の山紫陽花が両方とも赤味の花になってしまい、カミさんが残念がっている。「紫陽花はやっぱり青い花がいいよぉ」って、自分では何もやらないのに注文はしてくる。
酸性の土で育てた紫陽花は青系になるのに対し、アルカリ性の土で育てた紫陽花は赤系になる。ということは、我が家のものはアルカリの土だってことになる。そりゃそうだ。大概の植物は酸性を嫌うので石灰で調整するのが普通だから、そのまま植えれば赤色の花になってしまう。
自分で買ってきた苗じゃないので無頓着に扱っていたが、来年からは弱酸性になるように調整しないといけない。確か、菊も弱酸性の方が良いんじゃなかったかな。こっちは花の色が変わるなんてことはないので適当にやっているが、ちゃんとした花を咲かせたかったら意識しないといけない。
しかし、もともと青花系じゃないものは、いくら土を変えたりそれ用の肥料を与えても効果がない。そこを確認してからの事ではある。
山紫陽花
「酸性」の土つくり
使う土は、赤玉土(小玉)、腐葉土、ピートモス、バーミキュライトの4種類。
バーミキュライトが手に入らない場合はパーライトで代用。弱酸性の土づくりはピートモスを混ぜること。土壌を酸性に傾けることで、土壌に含まれるアルミニウムを根に吸収できる仕組みを作ることで花色が青の色素へと変化する。
「用土の配合率」
赤玉土(小玉) 5
ピートモス 3 pH6.0前後の弱酸性である調整済みのピートモスを使用。
ピートモスを多く使うと栄養分を吸収できないことがあり、
花が小さくなる可能性がある
腐葉土 1 腐葉土を配合することで土全体に微生物が増え、
植物の成長を助け、ふかふかの土にする。
バーミキュライト 1 酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム含有。
中性の土。多孔質なので、保水性・保肥性・排水性がよい。
通気性に優れ、根に酸素が行きわたり根腐れを防ぐ。
断熱性・保温性に優れ、夏の暑い気候では断熱、
冬の寒い気候のときには保温してくれる。
比重が軽く(通常の土の10分の1程度)、土壌の軽量化、
高温で焼成しているので無菌。
赤玉土と同じ性質で、鹿沼土があり、違いは、赤玉土は弱酸性だが、鹿沼土は酸性なんだとか。だったら鹿沼土でいいと思うが・・
「肥料の配合比率」
カリウム(硫酸カリ等)やアルミニウム(ミョウバンか硫酸アルミニウム)を含んでいる肥料を施す。その他、硫安や過石、硫酸カリ、塩化カリなどpHを下げやすいため「酸性」になる傾向がある。
用土1Lに対しての割合
過リン酸石灰 1g
硫酸カリ 1g
緩効性化成肥料2~3g
より確実に青色にするポイントは、蕾が形成される時にミョウバンやカリウムが多く含まれている液肥を与えることらしい。粒剤肥料より液肥の方が吸収性があり、液肥を選ぶ。
肥料は元肥を入れつつ、追肥をすることで花色をさらに調整していくんだとか。ちゃんとやろうと思うとけっこうメンドクサイ。
| |
* ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。