歌 と こころ と 心 の さんぽ

2022/09/19(月)10:13

■ 歌会始の歌を詠むにあたって、やってみたこと

工夫する(28)

♪ 茜さす紫宝花ゆれるまひるまを上へ下へと赤とんぼ飛ぶ  来年の歌会始のお題は「友」。その歌を詠むために、先ず「友と〇〇」というテーマを思いつくまま羅列して、即興で詠んでみた。これが案外面白い。  歌の結社に入っているとか、教室で学んでいる人にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、私としては初めてのこと。  ただ単に記憶をたどって考えるよりも、発想が自由に広がって思いがけない切り口が発見できて面白い。       友とジャズ       友と亀       友と病院       友と酒       友と猫       友と孤独       友と入院       友と手紙       友と山       友と女       友と釣り       友と映画  とりあえず、思いつくまま1首ずつ詠んでみる。主観的に詠むか客観的に詠むかはテーマによって違って来る。  未発表に限られ、ネットに載せたものも不可なので、今は掲載出来ないが、使わなかった歌は後日、アップすることにします。  これらから、一番しっくりいくものを選んで発想を広げ、さらに詠みこんでいく。しかし締め切りは9月の30日。あまり時間がない。やることが遅すぎるのだ。今年は身の回りにいろいろと変化があって、気持ちが散漫になっていた。  納得のいくまで推敲して、出来上がっても詠進するまでにはさらに毛筆の壁がある。それを越えなければ徒労に終わる。気を抜かずに最後の最後までいって、首尾よく投函してようやく完了だ。  一日花の紫宝花がつぎつぎと花を咲かせている。花期はかなり長いようで、まったく衰えを見せない。   * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。

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