2023/04/29(土)13:41
〇〇 人口減するも百歳50万人
♪ 百歳が五十万人電車内のシートはすべてゴールドとなる
いま1億2000万人を超えている日本の人口。2056年に1億人を割り込み、2070年にはおよそ8700万人にまで減るとの予測。国立社会保障・人口問題研究所が、2020年の国勢調査をもとにまとめた推計。
2020年から50年でおよそ7割にまで減少することになる。 人口全体は減っていくが、オレンジ色で示した65歳以上の幅はあまり変わらない。
2020年は総人口の28.6%、その後は増加傾向が続き、1971年から1974年に生まれた「第2次ベビーブーム世代」が65歳以上になったあとの2043年にピークを迎える。そして、2070年には総人口の38.7%にあたるおよそ3367万人となる見込み。
思っていたよりも長く、高齢者が世に憚るらしい。65歳以上の「高齢者の人口」のピークが2043年で、20年後だ。現在の平均寿命の男女平均が84.57歳で、いま45歳の(1978年生まれ)は40年前後ある。ピークは過ぎても高齢者の占める割合は、高いままに推移するらしい。
2067年には、100歳以上の人口が50万人に達し、出生数を上回るという恐ろしい数字が出ている。平均寿命はまだまだ延びるということか。
このうち外国人は1割を占める。前回の予測よりも8千万人ほど増えている。しかしこの辺りは大きく変化する可能性があるだろう。
人口ピラミッドの推移1965年から5年おきの画像が見られます。
この先、50年足らずで3割もの人口減。
0歳から14歳までの人口は、2020年は総人口の11.9%だったものが、2070年にはおよそ797万人と総人口の9.2%まで減少する見込み。1年間に生まれる子どもが70万人を割り込むのが2043年で、前回、6年前の推計よりも3年早まるとし、さらに、2070年には50万人まで減ると予測している。外国人の増加などに伴って上昇するのを加味してのこの数字。
現役世代の負担はますます重くなる。2020年の時点では高齢者1人を現役世代2.1人で支えていたのが、2070年には現役世代1.3人で支えなければなくなる。
*2024年(2023年) 100歳以上の人口が10万人を超える。
*2027年(2025年) 65歳以上の人口の割合=「高齢化率」が30%を超える。
*2031年(2030年) 日本で死亡する人の数が160万人を超える。
*2031年(2030年) 総人口の平均年齢が50歳を超える。
*2032年(2029年) 15歳から64歳までの「生産年齢人口」が7000万人を下回る。
*2033年(2040年) 0歳から14歳までの「子どもの人口」が1200万人を下回る。
*2035年(2032年) 18歳の人口が100万人を下回る。
*2040年(2039年・168万人)日本で死亡する人の数がおよそ167万人でピークを迎える。
*2043年(2042年・3935万人)65歳以上の「高齢者の人口」がおよそ3953万人でピークを迎える。
*2043年(2046年) 外国人を含めた日本で生まれる子どもの数が70万人を下回る。
*2044年(2042年) 総人口が1億1000万人を下回る。
*2044年(2052年) 18歳の人口が80万人を下回る。
*2056年(2053年) 総人口が1億人を下回る。
*2067年(2063年) 総人口が9000万人を下回る。
*2067年(2063年に50万人)100歳以上の人口が50万人に達し出生数を上回る。」
※「()内は前回推計」
因に、2071年以降の予測も発表されている。2100年の予測では(死亡中位仮定、出生中位仮定)およそ5,300万人、2120年の予測は(死亡中位仮定、出生中位仮定)およそ4,000万人となっている。
およそ100年後には4,000万人まで減少するとの予測。確率のほどは分からないが、増えることはないのは疑いようがないらしい。
日経新聞
中国の人口は今後減少に向かうだろうし、インドもいずれピークを迎えて減少する。その中でナイジェリア(人口と経済規模から「アフリカの巨人」と称されることが多い)が、人口増と共にぐんぐん力を増していくと予想されている。