
♪ 人形のオープニングに喰われたる長き連ドラ恨めしきかな
朝ドラ「ブギウギ」のオープニング映像が、「怖いとか、気持ち悪い」と話題になっています。我が家でもカミさんが「気持ち悪い」と言ってその場面だけチャンネルを切り替えてはスルーする行動に出ます。私は面白いと思っているので、ちょっとした言い合いになったりする。
人形を制作したのは、秋田出身の人形作家「八代健志」その制作秘話をNHKがインタビュー映像(YouTube)に纏めたものがあります。
マリオネットの動きの面白さを活かした人形アニメーション。釣り糸が見えないのをどうしているのかと思っていたが、その謎が解けた。
5人(八代、牧野ら)が普通の人形劇のように棒で操作し、クロマキーを使ってその棒を消しているのだ。
NHKの人形劇は技術が素晴らしく、定評がある。以前にもこのブログに書いたことがある。
この点の部分(目と唇)に、後から絵や映像を重ねる。「リップシンク」という、映像を合成する高精度な技術でリアルな表情を作り出している。スタッフが歌い、その口元の画像に合わせて動かしている。
残念ながらこの人形キャラクターの首が異様に長いことには触れられなかった。放映されて評判になってからのインタビューなら、触れないわけにはいかなかっただろうが・・・。
せっかくの力作が逆目に出て、敬遠する人が多いというのはもったいない。
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凝り凝った映像で、NHKでなければここまでのことはできないだろう。タイトルロゴとパペット(人形)が登場するオープニング映像を担当したのは、牧野惇(まきの あつし)さん。
昭和を感じさせる字体に、いろいろな事情や思いの中でズキズキワクワクと揺れ動く登場人物たちの心、ステージ上やテレビの中の照明で光り輝く演者たちをロゴの中にデザインとして入れ込んだとのこと。「笠置さんも常に明るい人生を歩いてきたわけではない。光を当てて(人生の山と谷を)表現したかった」とか。
牧野惇 1982年生まれ。2006年よりチェコの美術大学UMPRUMのTV&Film Graphic学科にてドローイングアニメーション、パペットアニメーションを学んだのち、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーションコース修了。2022年2月、株式会社UCHO設立。実写・アートワーク・アニメーションの領域を自在にまたぎ、映像ディレクション、アートディレクションから、アニメーションディレクション、キャラクターデザイン、イラストレーションまで総合的に手がける。
誰しもが持ち合わせるような心くすぐるノスタルジックなモチーフ感やスケール感を根底に、現代的かつ高感度なアイデアやギミックを併せ持ち、制作物とその鑑賞者との距離を至極好意的に縮めることを可能にする。そのスタイルは、単なる「アナログ表現」や「クラフト感」と評されるに止まらず、それを超えた圧倒的な存在感を放つ。
Annecy(フランス)、Golden Kuker-Sofia(ブルガリア)、ANIFILMなどを始めとした国際映画祭での受賞/招待上映や、ACC、AD FESTなど広告祭での受賞多数。2017年、CJ E&M Corp.(韓国)が主催するアジア最大級の音楽アワード「Mnet Asian Music Awards」Professional Categoriesにおいて、Best Video Director of the year受賞。2018年、第61回 ニューヨークフェスティバルにて、金賞(World Gold Medal)受賞。2021年、「映文連アワード2021」にて、準グランプリ受賞。
ドラマの内容的には中途半端で、演出にも締まりがなく面白みに欠ける。視聴率も15%の後半平均で、どっちつかずの感じ。人物が描けていないのが致命的で感情移入できない恨みがある。
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