歌 と こころ と 心 の さんぽ

2024/07/18(木)10:31

★☆ 北行き12キロのウォーキング

ウォーキング(123)

♪ 動体の上を歩いている朝(あした)船も飛行機も動体の上  息子家族がUSJに一泊の旅行にいったので、小次郎の散歩と猫の餌とトイレの世話をしに。カミさんは用事があるし私はウォーキングの日なので、早朝5時に家を出て、早々に済ませた。   小次郎はそりゃあもう大喜びで、早朝から大声で鳴くので近所迷惑。早々に連れ出して10分ほど散歩させて、ウンチを2回させて戻って来た。  別れるときも大変で、かなりてこずった。あれやこれやと騙したりすかしたりして何とか脱出。   私は、榎戸駅から西へ行って鬼崎港からの海岸通りに出て、12㎞先の朝倉の家に向けてウォーキング。何度も歩いているコースだが、こんな時間に歩くのは初めてだ。  曇天で、風もなく絶好のウォーキング日和。  海は霞がかかったようにどんよりして、空と海の境界もぼけ老人のようにはっきりしない。  中部国際空港が近い。朝霞の静かな海に、ジェット機が水に油を注ぐごとく不快な轟音を響かせて旋回していく。  ハマゴウ(浜栲)が群生しているのは西ノ口海岸。ハーブのような香を漂わすらしいが、気付かなかった。この辺りは堤防上まで砂が吹き寄せ、防砂ネットが張ってあったことがあるが、今は支柱だけになっている。  ようやくレインボーブリッジが近くに見えるところまでやって来た。時間は8時少し前。鬼崎港を出発したのが6時半なので、ここまで1時間半かかっている。  橋を超えて、対岸を眺めてみても人の姿はほとんどない。干潮が9時半ごろなので、潮干狩りで賑わう場所も底が見え始めている。  ゴールデンウィークの次は夏休み。その間のマリンパークは閑散としている。  海鳥が朝の食事が済んだのか、突堤の上で休んでいる。  近づいてよく見ると青鷺が混じっている。青鷺は海でもよく見かける鳥で、鵜と一緒にいる事も多い。鵜が濡れた羽根を広げて乾かしている。いつ見てもほほ笑ましい。  岸から少し離れたところに小魚が群れて、水面が盛り上がって波立っている。鵜には入れ食い状態なのかもしれない。  しかし、青鷺は鵜のように水中に潜ったりは出来ないので、浅瀬で小魚を捉えるのだろうか。でも、青鷺が汀で魚を狙っているところなど一度も見たことがない。岩礁や突堤の上で、寄って来るのをじっと待って狙うのが普通なのかな。  この孤高の凛々しい姿を見せているのも青鷺だ。  この2羽はトンビか。遠くてよく分からない。たまに家の近くでも鳴き声を聞くことがある。魚捕りはお手のもので、海辺にいるのは青鷺より自然なことだろう。  大野川にもたくさんの鵜がいて、盛んに潜るもののすぐに浮き上がってくる。大潮前の下げ潮で、かなり水位が下がっている。上げ潮ならまだしも、そんな時に魚が川にいるわけがない。  まだ子供で、練習を始めたところなのかもしれない。 「日長」を越えたところで俄かに黒雲が湧き出てきた。そこそこ疲れているところへ、雨に降られるというのも具合が悪い。  名鉄の線路沿いを少しペースを上げて歩く。  線路わきの金網に色んな蔓性植物が絡みついている。アメリカアサガオが青い小さな花を咲かせ始めているし、ルコウソウの真っ赤な花も咲いている。自然の繁殖力には感心させられる。  ここで初めて出会ったガガイモが、その蔓を伸ばしはじめている。あれ以来、いろんなところでガガイモが目に入るようになった。その勢力がどんどん広がっているのだろう。  2万歩ほどのウォーキング。ずっと足の裏が痛い感じが続いていた。靴の内側がへたっているようで、クッション系の中敷を入れた方が良さそうだ。

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