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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2024.09.10
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カテゴリ:季節の話題

♪ 一日の有終の美を見たかりき雲のハラスがそれをさせない



 少し前から赤トンボがたくさん飛ぶようになっている。暑いとは言っても「白露」ともなればもう立派な秋だ。

 屋根の上に、交尾中の赤トンボがちょっと休みに下りて来た。赤トンボといっても種類が多く、判別はむずかしい。



「*翅の先端部に黒かっ色の部分がある。*腹部だけが赤くなる。*胸の部分は黄色やかっ色。」これらからすると「リスアカネ」のようです。中型の赤トンボだ。

 「マイコアカネ」に続いて今度はリスアカネがやって来たのだ。交尾していたところを見ると、この屋根の直下に3つあるメダカの鉢に産卵するのだろうか?

 調べてみると、「産卵は空中から卵を振り落とす打空産卵で、水のない池畔の土や枯れ草の上で雌雄が連結して行う」とある。「秋に産み落とされた卵はそのまま越冬し、翌春産卵場所が増水して水面が上昇し水没した環境下で孵化し幼虫となる。」

「水田やプールなどの明るく開放的な環境では見られないことが多い。アキアカネなどとは違い遠くまで移動することはなく、羽化後も羽化水域の近くに留まり、体が成熟するまでそこで摂食活動を行う。
とある。

 この近辺の何処にそんな場所がある?
 確かに田園都市として、周囲に田んぼや畑があるし、葦の生える湿地や溜池もある。しかし、ここからはかなり遠い。風に流されてきたのだろうか。
 
 夕方、ウォーキングがてら、雲を見に伊勢湾の元横須賀港まで行ってきた。


信濃川夕照

  唯一夕陽が沈むのを見られる場所で、歩いて来られるし距離もちょうどいい。やっぱり、たまには海を見たいと思う。



 鈴鹿の山は雲に覆われているようで、太陽の沈むのを事件現場を覆う幕のように隠している。


中部国際空港へ向かうジェット機などが見える



 大して面白い写真も撮れず、6時も回ったので港を離れた。

 南東や南西の遠い空に積乱雲が夕日を浴びて色付いている。大気は相変わらず不安定で、局地的な大雨を降らせているらしい。





鳥よけの鳥型カイトが棒に繋がれて、空中を翻っている。


 この信濃川の夕景が好きだ。刻々と変化し、あっという間に沈んでしまう。季節によって太陽の沈む位置が変り、川面の見せる情景も変わっていくのも面白いし、秋の夕景が一番きれいなのは言うまでもない。


 先日の歌会で「マジックアワー」という言葉を紹介して喜ばれましたが、そんな美しい空が見られるのはこれからの季節が一番でしょう。
「太陽が沈む直前と沈んだ直後に見られる、40分ほどの目の覚めるような美しい空。(映画や写真の撮影用語)」と言われていますが、日没直後の数分間程度が一般的でしょうか。
 とにかく、呆気にとられるほど美しいです。




今朝6時。精進湖からの富士山






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最終更新日  2024.09.10 17:35:27
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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