2024/10/04(金)09:29
★☆ 地球がどんどん熱く乾いていく
♪ 人類よバック・トゥ・ザ・フューチャーのパンセ持ち立て二本の足で
昨年(令和5年・2023年)は異常気象が顕著に表れて、世界中で災害が多発しました。日本でも言うに及ばずトンデモナイ暑さと大雨でした。
今年はそれ以上の異常となって、「火責め、水攻め」のごとき状況です。世界中で過去にない異常気象が頻発し、多くの災害をもたらしています。
今年、2024年。大雨や洪水、干ばつ、高温など、地球規模で異常気象が多発している。
4月から6月にかけて、ブラジル、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメンなどで記録的な大雨が観測され、広範囲にわたる洪水が発生。
4月16日にはアラブ首長国連邦の一部で年間平均降水量の約2倍の大雨を観測し、大規模な洪水が発生。
中国ても、4月から6月にかけて例年と比べ、大雨、洪水、高温、干ばつが多く発生。とにかく枚挙にいとまがない。
気象庁のHPに異常気象の分布図が掲載されています。1~3月もありますが4月~8月までのものを引用してみます。詳細は画像をクリックするとご覧になれます。
これだけのものが世界中で起こっているわけです。この図を重ね合わせたら、去年の比ではないことが想像できるでしょう。
アマゾン川流域では、エルニーニョ現象の影響で去年から深刻になっている旱魃がまだ続いていて、川の水位が大幅に下がり砂漠のようになっている。水温も高くなり魚も減少して、船も使えず漁も出来ない。
アマゾナス州の州都マナウス市(2023年10月)「Forbes」
南米アマゾンの河川港が過去120年で最低の水位を記録、干ばつ広がる。 国連のグテーレス事務総長が、昨年「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した。」と警告している。
それなのに、対策は遅々として進まず、何も変わっていないように見えてしまう。
原発は完全廃止としいていたドイツはそれを撤回してしまったし、電気自動車の普及には急ブレーキがかかているし、相変わらず石炭を大量に消費している。
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初めて訪れる先の未来に、あるべき未来など無く、未来は過去にしかない。パラドックスのようだけれど、してはいけないことをしてきた結果が現在であるなら、それを遡ることでしか未来を拓くことなど出来ない。
リノベーションでもリボーンでもなく、今以前に戻すことでしか地球の未来は拓けないし、人類の未来もないでしょう。享楽を求める麻薬中毒者の末路がどうなるか、みんな知っているはずなのだが・・・。