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2025.01.22
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カテゴリ:野鳥に関すること

♪ ピラカンサを横目に餌を食みにくる鳥の好みの木の実が三種



 隣家のピラカンサはいつの間にかきれいさっぱり無くなっている。鵯が食べたのだろう。


南天の実は人気がなく、最後の最後に食べられる。


昨年12月10日のもの

 どの家のピラカンサもぎっしり実を付けていて、食べる鳥もいないのかずいぶん遅くまで生っている印象がある。しかしそれは思い違いで、実際は鵯たちが食べて無くなっていたのかも知れない。
 実が生っている時は目につくが、無くなってしまえば目に入らなくなって気づかなかっただけなのかも知れない。

 鳥はピラカンサの秋の実は食べず、冬になってよく熟すと食べ始めるらしい。若い実には青酸配糖体という毒があり、熟すとその毒も薄れてくるらしい。

 ピラカンサは鵯とセットで詠まることが多いようだ。NHK短歌11月号より。
ピラカンサの百千万の実失せにけりひよどりの胸に灯るくれない稲葉京子『秋の琴』
ピラカンサしか喰うものなくて雪の日の窓を光らす鵯の声斎藤芳生『湖水の南』
事務室の窓にピラカンサ輝いてビタミンを飲む時間が来たり早川志織『種の起源』


「みどりの鳥」より
 隣家のピラカンサは、12月にはオスの尉鶲がきて食べていた。その後、餌台の方にはメスだけが来てナンキンハゼの実を食べている。


「まろん通信」より

 ピラカンサは生け垣や鉢植えとして栽培される常緑低木で、数種類をまとめてピラカンサと呼んでいる。日本には明治時代に導入された。
 ここまでぎっしりと赤い実が生っていると、ちょっと日本の庭にはそぐわない感じがする。ほとんど手入れも要らず栽培も簡単なので普及したのだろう。

 ヨーロッパ南部からアジア南西部に自生するトキワサンザシは、最も多く栽培される種類で、秋には鮮やかな赤色の果実を多数つける。鋸歯(きょし)がある葉は濃緑色で、両面とも毛がない。

 果実がオレンジ色のものはタチバナモドキで、葉の裏面にはフェルト状の毛が密生しているので違いが分かる。こちらは中国西部に分布している。

 分類(原種、品種、仲間)すると
‘ハーレクイン’
Pyracantha ‘Harlequin’
クリーム色や、ピンクの斑が入る葉を観賞する小型品種。鉢植え栽培に適する。

‘モハベ’
Pyracantha ‘Mohave’
トキワサンザシと台湾産のタイトウカマツカ(P. koidzumii)の交配種。葉は厚く、赤く光沢のある実が密につく。生け垣や鉢植えで栽培される。

*ヒマラヤピラカンサ
Pyracantha crenulata
トキワサンザシに似るが、葉と果実が一回り小さい。実つきは非常によい。

*トキワサンザシ
Pyracantha coccinea
一般にピラカンサとして栽培されるのが本種で、赤い果実が美しい。ヨーロッパからアジア西部が原産。生育旺盛で、庭植えにすると3m以上に育つ。

*タチバナモドキ
Pyracantha angustifolia
中国西部の原産で、果実は黄色い。葉は細長く、裏面に灰白色の毛が密生する。鉢植えとしても販売される。

 隣家のものは実が黄色っぽいので「タチバナモドキ」ということになる。
 朝、餌を置いてやると待ってましたとばかりに山雀がやって来る。そして雀、目白などに交じって四十雀がやって来る。同時に餌台に乗ることは少なく、お互いに遠慮してか交代で食べていることが多い。



 四十雀はナンキンハゼの実もエサ台の端で、表皮をコンコンコンコンと突いて、中身を食べている。皮が硬いのでピラカンサのようには丸飲みしないようだ。ハゼの実もそうやって食べているのだろう。
 好きな順は、1小ヒマワリの種、2ナンキンハゼの実、3ハゼの実で、山雀もほぼ同じようだ。





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最終更新日  2025.01.22 11:04:34
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