
♪ 風を聴き空気を嗅いで雲を眺め睦月の星の一部となれり
昨日は西の風がビュービュー吹く午後3時過ぎにウォーキングへ。2月28日からのグループ展のDMを知人に手渡す目的もあった。
この日の午後4時から5時ごろは6~7度台。一度暖かい日を経験しているのでそれほど気温が低いわけでもないのに寒く感じる。下に一枚ぽかぽかのベストを着て行ったら途中で暑くなった。
こんな風景の中にある雑貨屋「Paisible」。この寒い日に客は来ないだろうから閉めてしまっているかと思いつつ行ってみると、案の定、車は一台もない。でも店は開いていた。
「こんな日でも店を休むということはないです」と、オーナーの安井さんは独りカウンターの前で微笑んでいる。真後ろに窓が有り、そこから梅畑がよく見える。白梅の莟が今にも花開きそうに膨らんでいる。窓のそばの枝は花がよく見えるように、切らないようにしているとか。
梅畑の持ち主に管理を任されているらしい。
「去年は梅の実の出来が悪かったですからねぇ」「暑さで花が咲くのが早すぎたし揃わなかったのと、蜜蜂とのタイミングが合わなかったみたいです」
DMを取りあえず10枚ほど置いてきた。
ちょうど真裏に義兄が住んでいるのでそこへも寄って。奥さんは私と同年だが、車の運転に自信がないというし、義兄は83歳になる誕生日に免許証を返納するらしい。行けそうにないという事だった。
パークロードの蠟梅の花も盛りを過ぎ、もう間もなく梅の花が開花する。来週の中ごろにぐっと冷え込んだ後、そのつぶらな瞳のような花が一斉に開く。そして梅の館への道を明るく導いてくれるようになる。
戻って来た5時半ごろには日も落ちて、もうかなりうす暗い。造成地の最後になった線路わきの家は、いま内装工事に入っている。
名古屋方面に向かう電車からよく見えるため、メーカーの格好の宣伝の場となっている。そのために土地を手に入れたかと思うくらいに大々的に垂れ幕を下げている。注文主に謝礼を払ってもいいくらいなもの。
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家を出て間もなく、西日によってできた影に目がいき、歩く姿勢がまざまざと見える。どうも前かがみで歩いているようだ。以前にも気づいて、その時は胸を張って歩くように意識していたが、いつの間にかそれも忘れている。
かなり無理して胸を張るようにしないと真っすぐにならない。腰が曲がっているわけでもないのにどういうこと?背筋が弱っている?いや、腹筋かも知れない。ベッドを "くの字” にして寝ているせいかもしれない。
足の親指の爪が内出血をして黒くなっている。右は1カ月以上前で、左は2週間ほど前に痛めたもの。靴が小さいわけでも、どこかで打ったわけでもない。
原因がさっぱり分からなかったが、歩く姿勢のせいかもしれないと、今になって気が付いた。異常なほどつま先に体重がかかっているらしい。
自分の歩く姿は見ることができないし、田舎にはショーウィンドウなど無いので確認する術がない。朝か夕方の、影が少し長く出る時間帯に歩いてチェックするしかない。
そしてその癖を付けないといけない。
★ 「原因」
*筋力低下:特に腹筋や背筋が衰えると、身体を支える力が弱まり、前かがみ姿勢になりやすくなる。
*柔軟性不足:胸の筋肉が柔軟性を失って縮むと、猫背になりやすくなる。
*体の使い方の癖:斜度が急な場所や段差のせいで一歩が大きくなる場所では姿勢が崩れやすくなる。
*加齢:骨粗鬆症による脊柱の後湾変形や、関節の硬直、骨密度の低下など、加齢による影響が考えられる。
「正しい姿勢で歩くために」
*正しい姿勢を意識する:胸を開き、肩をリラックスさせ、視線を前方に向け、顎を引いた状態を保つ。
*ストレッチを行う:筋肉の柔軟性と関節の可動域を向上させる効果がある。
*サポート器具を利用する:杖や歩行器、コルセットやサポーター、背中や腰、骨盤をサポートする椅子などがある。
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