
♪ 抹茶より珈琲が好きと思いしの身近にあれば嗜むべしを
昨日、朝のうちは晴れていたものの直に曇ってしまった。太田川の「茶房じゅん」までウォーキング。DMを置いてもらうためと三洋堂でNHK短歌2月号を買うためでもあった。
午後1時半ごろの、どんよりとしたモノクロの空の下。幸い風がないのでそう寒くは感じない。山茶花ぐらいしか花がない今は目を楽しませてくれるものが無い。しかしよく見れば梅の莟がかなり膨らんでいる。
何時もよりかなり早い開花になるのかなぁと思って、昨年のブログを確認すると2月9日に裏の緑地帯の白梅が満開とあった。そうだった、去年の冬は不順だったが今年よりずっと暖かかった。1年前のことなんかすっかり忘れてしまっている。だから生きて行けるというものだろう。
年を取るという事は、過去を積み重ねてきたピークの先はどんどん忘れてピュアになっていくこと・・。
昨年2月8日の緑地帯
2月2日の佐布里池
今年の開花は平年並みなのだろうか。向こう1か月の平均気温は平年並みかやや低い予想となっている。 |
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「茶房じゅん」の珈琲はペルー産のもの。軽くて後味がスッキリしていて美味しい。
店を開く準備をしている時にたまたま知った「ペルーコーヒー」のフェアトレードを知り、手に入れてドリップの練習を兼ねて淹れたものを、大工や周りの人に飲んでもらうと好評だった。
巷にあるUCCとかKEYコーヒーとの差別化を考えている時でもあり、継続して入手できることも確認して採用に踏み切ったという。コーヒーが飲めない娘も飲めたというのも決め手になったようだ。
軽くて飲みやすく、ブラックで飲むにはもってこいの珈琲だ。もともと珈琲が好きで1日何杯も飲むのに砂糖を入れて飲んでいたご主人も、今ではこの珈琲をブラックで飲んでいるという。店のお客もブラックで飲むようになった人が多いとか。
「 コーヒー研究所」
ペルーは気候の違いから、産地は3つのエリアに分かれている。
オレンジのような柑橘系の香り、ナッツのような香ばしい風味、軽めのコクとバランスの取れた酸味、苦みはほとんどなくクセがないので、飲みやすいコーヒーと言える。
ペルー産の有名な3銘柄
エルパルゴ
標高1300mのエルパルゴ山峰で生産されているコーヒー豆。ビターチョコレートのような苦みと甘みが特徴的。
チャンチャマイヨ
標高1500~1600mのチャンチャマイヨ渓谷で生産されているコーヒー豆。濃厚なコクとスパイシーな香りが特徴的。
ウチュニャリ
完熟したコーヒーチェリーを食べたハナグマの糞の中から取り出して精製されたコーヒー豆。ペルーの最高級コーヒー豆として希少価値の高いコーヒー。 |
自分が淹れていた「モカ、コロンビア、ブラジル」のオリジナル・ブレンドもなかなか良かったが、豆を買いに行くのが面倒になった。最近は自家焙煎した豆を販売している個人の店もずいぶん増えた。主にネット販売をしているものも多いが、買ったことはない。
近所によく分からないが、一般住宅で豆だけ売っているところがある。近づいてよく見ると喫茶店のようだった。
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