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2025.03.02
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♪ 豆を煎り挽いてドリップ滴らすフィトンチットよ珈琲の香よ




自家焙煎体験(キャンプ向け)


 気温が高く、暑いくらいだった昨日。
 究極の焙煎師・大坊勝次さんのことを書いたばかりだったし、焙煎体験ができるというのでウォーキングがてら佐布里の梅林近くの目的地へ。片道約5㎞ほど。
 梅まつりの最中で、かなりの人出の様のようだ。歩いたコースの途中、真言宗のお寺の駐車場が臨時駐車場になっていた。梅林までは1㎞ちょっとはある。そんなに来場者が多いのかと驚いていた。

 交通整理の人に聞くと、路上駐車が問題になっていて今年から新たに設定したらしい。この時期のウィークエンドは混むので梅林に行くことは避けている。まさか、こんなことになっているとは想像もしていなかった。



 気象予報士の山田修作さんが訪れた2月8日(月)は、梅林一帯が銀世界だったんだね。それが嘘のようなこの上天気。名古屋では20℃まで上がったらしい。日陰に入るとホッとする異常な暑さ。今年の夏も暑いらしく、先が思いやられる。




 ペジーブルには例のキッチンカーが停まっていて、コーヒーの販売もしている様だった。
 焙煎体験は芝生のあるイベントコーナーでやっていて、先客が網を片手に火の上で揺すっていた。それが終わるまでペジーブルのオーナー安井さんと店内で立ち話。

 松の葉をミルクに入れてかき混ぜると豆乳ヨーグルトが出来る話とか、「あまおと珈琲」のオーナーとの出会いのこと、梅の花のダミーのことなど、いろいろ話している内に順番が来た。

 ガテマラの豆を選んで100gを網に入れて、薪の火の上に翳して揺する。火が安定しないので要領が掴めない。近づけたり遠ざけたりしておよそ5分、いい色になってきた。途中、豆がパチパチと音を出し、2度目の音を合図に最終調整をして出来上がりとなった。


先客はカメラマンとかで、私のスマホを使って撮ってもらった。


5分間網を揺すっているのはけっこう疲れる。

 本来は、大坊さんが使っているのと同じ手回しの丸いドラムに、500gほど入れて焙煎するらしい。毎回、微妙に加減が変わるので同じものは二度と出来ないという。

 自家焙煎を始めたきっかけは、ある人がやっているのを見て虜になり、教えてもらったという。自分なりのコツをつかんで、二足の草鞋を履いてちょこちょこやっていたが、思い切って脱サラしたという。脱サラは私も同じなので話が合う。
 私もコーヒー好きで、大須の「松屋珈琲」で自分のオリジナルブレンドを挽いてもらい、毎朝淹れていたことを話す。

 すると、「松屋式ドリップ」というのがあって、専用の金枠とペーパーフィルターを用いて淹れるもので、幾つかの店で採用しているという話が出た。
 初耳で、私が教えてもらった時はまだなかった。40年も前のことだからねぇ。

 それは、最初の「蒸らし」に5分かけるという。そして濃い目に入れたものを、水で薄めて飲むというものらしい。冷めてもコーヒーの味が変わらず、そのまま温めても美味しいのだという。5分は待てないので、そのやり方は採用しなかったとか。


深煎りとまではいかない、まあまあの煎り具合のようだ。

 冷ましてからカップ1杯分を携帯用の手回しミルで挽いて、ドリップで抽出する。いい香りが漂ってくる。



 すべてがキャンプ用品で、バイクのツーリングとかキャンプで使用する道具を使用している。
 焙煎体験する人が、みんなキャンプ場で珈琲を焙煎して、挽きたてをドリップで淹れて飲むわけじゃないと思うが、本人はそのシチュエーションからは離れられないようだ。

 確かにキャンプの現場で豆を挽いて、ドリップして飲むの珈琲は究極の贅沢かも知れない。シチュエーションという味付けが加わるのだから、最高に美味しいのは想像できる。

 

 ミルも湯を注ぐやかんも全てコンパクトサイズで、初めてやる人には扱いにくい。特にやかんの注ぎ口が極端に短いので、静かに回しながら注ぐなんて出来ない。


 ガテマラだけの珈琲を飲むのは初めてかも知れない。やさしい味で口当たりが良く、ちょっと薄い気がするもとても美味しかった。これも、いい天気の屋外で、風もない絶好の日だったからこそなのかも知れない。



 淹れ方は知っているのが、やり方は色々あって決して一つの方法に限定することはできないようだ。
 こまめに少しずつ注ぐようにすると濃い目に仕上がるという。一度にたくさん注いでしまうと、サーッと落ちてしまうので薄くなるというわけだ。
 当時、松屋で「30秒ほど蒸らして3回に分けて湯を注ぐと」教わったが、時を経てその考え方も淹れ方も進化しているだろう。
 
 残りの豆も挽いてもらい、"ガスは抜けるが空気は入らない” という専用の袋に入れてもらった。煎ったばかりより熟成させるとより美味しくなるとのこと。
 保存は、専用の袋のままジップロックの袋に入れ、冷蔵庫に入れておくのがいいらしい。

 市販のブレンドと今回のもの、そして大坊さんが煎ったものが届けば3種類の豆が揃うことになる。次男夫婦も好きでミルも持っているが、忙しいので毎日とはいかないらしい。
 飲み比べもしてみたいし、淹れ方も変えてやってみるのもいい。次男が来た時にやってみようと思う。今年の春は珈琲三昧となりそうだ。





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最終更新日  2025.03.04 17:13:43
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
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