
♪ みちのくの山林火災を終息に至らす雨の過ぎし野をゆく
いつもと違う下半身の筋トレをしたせいなのか、右膝の内側が痛くなった。以前になった鵞足炎のような痛みで、階段は登れるが歩こうとして足を前に出す動作が痛みでぎこちない。
それで調べてみるとやはり鵞足炎のようで、まさにこの画像で説明されている運動をした後だった。
つま先、膝、右目が一直線上にないといけない
ひざの関節も骨盤や背骨と同じように、”歪みやすい” とかで、関節がゆがんだ状態で歩いたり走ったりすることで、ひざへの負担が大きくなる。歩いている時で体重の約3倍、走っている時には約5〜8倍の衝撃がかかると言われ、ゆがみがあるとそれ以上の負荷がかかってしまう。
”膝のゆがみ” が原因ということも考えられ、裸で鏡に映して膝が内側や外側に向いてないかチェックする必要がある。もしかしたらそのせいかも知れない。
以前から、骨盤の歪みがあるかも知れないと思っているものの何もしていない。しばらく怠けている、中殿筋を鍛えるプランクの一種「サイドエルボーブリッジ」をやった方が良さそうだ。
30秒やって30秒間休憩を3セット。上の手を頭の後ろに当てる。余裕が出てきたら秒数を伸ばす。
① 腹筋に力を入れる② 足から頭まで一直線を心がける③ 体を閉じないようにする④ 足を上げて効果を倍増させる
鵞足炎をスマホで調べたら、ストレッチの方法が載っていた。で、それをやったらかなりの効き目でずいぶん楽になった。
ウォーキングがしたかったので、ちょっと試しに歩いてみようと家を出てみたら、調子がいい。そのまま何時ものコースを歩くことに。
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風が強い午後1時半ごろだった。歩数計も持たずウィンドブレーカーも着ていない。
いつものように秋葉神社の階段も駆け上がった。パークロードへ出て、梅が並木になっているところまで行く。まさに満開の紅梅白梅が美しい。
あれだけ雨が降ったのに道はすっかり乾いている。風が強いせいだろう。
そういえば、鳥さんの蜜柑がなくなっている。どこかでゲットできないかなと、里山の脇道へ足を向ける。
岡田地区と梅が丘地区の境をなす山林で、再び削る工事が始まっている。かなり前から削られていて、埋め立て用の土砂採掘になっていたのか、一部はすでに茫漠の地となっている。
蜜柑は流石にもう時期を過ぎていて、ポケットに入れて持ち帰ったのは3個だけ。
民家の庭にふと目に入った黄色い花。三椏のようだ。民家の庭にあることも珍しいが、この地方で見ることはほとんどない。和紙の原料、特に日本紙幣の原料として重要な植物で、岡山県、徳島県、島根県の3県だけで生産されている。
「春されば まず三枝(さきくさ)の 幸(さき)くあれば 後にも逢む な恋ひそ吾妹」—柿本人麻呂、『万葉集』10巻-1895
5m/sの北西の風が吹いていて、帰路はまともなアゲインスト。時おり強くなって、痩躯の私も前に進まず空気の壁に押されて、たたらを踏むありさま。風を受けにくいコースを選んで、ほうほうの体で戻って来た。
足が痛いはずだったのにノンストップで約2時間、1万数千歩ほど歩いただろうか。そそくさと炬燵に入って丸くなったのだった。
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