
♪ 見えずとも働いている微生物ネットに巣食う悪玉の菌
河口湖~富士山パノラマロープウェイ
Wordで隣保班の回覧板用の表を作り、プリントしようとしたら出来ない。一回だけ「保護のため印刷できない設定になっています」とかいうのが表示された。その後何度やってもそのアラートは出ず、その設定の解除の方法も分からない。
ネットで調べてみても分からず、仕方がないのでWindowsの「help」に助けを求めた。やり取りは電話かチャットかを選べるので、チャットを選択した。
購入して新規登録したときのデータがあるのでこちらの機種などは分かるらしい。原因を調べる必要があるので遠隔操作するという。かなり昔に一度経験しているもののこういうご時世なので、少し不安はあったが、信用して任せることに。
画面の中でカーソルが動き、遠隔操作でチェックしている様子が見える。なんか妙な気分だ。
それを見ていて、こういうことが簡単にできてしまうということが怖いと思う。あの「24-TWENTY FOUR-」(主人公 ジャック・バウアー)の中で、都市の信号機を操って混乱に貶めたり、都合のいいように全部を青信号に替えたりするシーンが頭に浮かぶ。
しばらくして「試してみてください」とあり、プリントしてみると無事に出来た。原因を訊ねると、PCには問題はなく一時的な不具合だろうとのこと。一件落着となったが、自分ではどうしようもない不具合が一時的にしても出たりするのが、この世界の怖いところだ。
巷では、決済ができない、登録が出来ない、ゲートが開かない、切符が買えない、停電で電車が止まったりなど、不具合がしょっちゅう出ている。
便利になればなるほど仕組みは高度になって、一つの不具合が広範囲に影響を及ぼす。AIを使って二重三重にチェックしてもエラーは起こる。簡単なものなら基盤の交換で解決するとは言うものの、大規模のシステムで原因が突き止められなければ問題が解決したことにはならない。
事故・故障だけでなくハッカーや陰謀から、都市や企業、一般人社会から全体にまでマヒが及ぶようなことが起らないとも限らない。一番怖いのが内部犯だ。
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最近、PCがやけにめんどくさくなっている。乗っ取りやなりすましが横行していて、PCを厳格に管理する必要に迫られているためらしい。
万博がハッカーに乗っ取られたりしないのだろうか。
究極に近づきつつあるディーラーニング。その分野の内部者による犯行を防ぐことはできるのだろうか。人間ではない第三者的な位置にAIを置いて、そこがすべてを管理するという風になりつつあるのかも知れない。
しかし、AIがAIを作る時代がすぐそこまで来ている。人間を介さないとなれば犯罪は阻止で来てもAIの暴走は止められない。もはや電源を切ればいいというような単純なことでは対処できない。
いつの間にか、そんな仕組みが出来上がっているかもしれない。
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