
♪ 人道的な武器などあらぬユーモアを振りかざしてやにらめっこせむ
太田川の三洋堂に取り置きしてもらっていた本を、ウォーキングがてら受取りに行ってきた。何だかんだで先延ばししていたら、前回のウォーキングから一週間も経ってしまった。一週間の早いこと。
この購入した本は目から鱗の優れもの。ユーモアの如何に素晴らしいかを長年の研究、調査から、仕事や生活に活かすことの素晴らしさを実例をもって解説している。
毎月、アマチュアの「短歌・俳句・川柳・エッセイなどの文藝作品」を集めて、歌集〚あすなろの歌〛を、ネットを介して発行しておられる方がいます。
私もとてもお世話になっているのでが、4月7日のブログ「ユーモアと自己マネージメント」の内容を評価していただき、その折にこの本をご紹介していただいた、タイムリーな意義ある本なんです。
図書館にあったので借りて読んだのですが、借りた本にはアンダーラインが引けない。何度も読むためにも、買っておくしかないと思って。2,000円ほどするのですが、決して高いとは思わない。
例えば、メールの返信について、ありきたりの文章ではない “ちょっとユーモア(笑わせるだけではない)を織り込んだ” ことで “印象ががらりと変り” その後の展開が開けて行ったという例。エピソードを紹介しながらの解説には説得力がある。
ほんのちょっとの心遣いや言い回し、機転の効いた発言や行動がいかに物事をうまく進める潤滑剤になるか。さまざまなシチュエーションでの好例を挙げて展開して見せる。
ユーモアは、定期的に使わないと発揮できなくなるという。日ごろから心がけていないと錆びついてしまう。脳を筋肉に例えれば、普段歩かない人が、咄嗟の時に敏捷な動きなど出来ないのと同じだというわけ。
これからランダムにページを開いて、錆びかけた脳に油をさすつもりで読んでいきたいと思う。ブログの文章も常々変えたいと思っていて、極たまにチャレンジするもののそっちの筋力がないため、思うようには書けていない。
「いまにみてろよ~!」って、誰に言ってるんだか。
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「ユーモアは魔法のようだ。ユーモアは恐怖心や尊大さを消し去り、創造性やレジリエンスを育む。本書は、『おかしさ』という魔法の力を、リーダーシップのツールや善を促進する力として利用する、究極のガイドである。科学、戦略、ドタバタ喜劇を融合した本書は、大ウケすること間違いなしの、視野を広げてくれる傑作である」
――ダニエル・ピンク(『When 完璧なタイミングを科学する』『モチベーション3.0』著書)
【本書が伝える事実】
・アップル、ピクサー、グーグル……クリエイティブな企業は何よりも「ユーモア」を大切にしている
・ユーモアを発揮する人は、知的で有能で、親しみやすい印象を与える
・ユーモアのある職場は創造性や生産性が高い
・ユーモアは心理的安全性をもたらし、失敗を恐れずに挑戦する文化を育む
・ユーモアは思考を柔軟にし、クリエイティブな解決策を可能にする
・ユーモアはつながりや信頼を育み、ストレスや逆境を乗り越える力となる
・ユーモアは生まれつきの才能ではなく、習得できるスキルだ
・プロのコメディアンのテクニックからも、ユーモアを学ぶことができる
・4つのユーモア・タイプのうち、自分はどのタイプかを知れば、ユーモアをよりうまく活用できる
・不適切なジョークを避け、ユーモアの失敗から立ち直る方法とは?
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