
♪ デリケートに無縁の爺となりしなりレコード針を折ってしまえり
オーディオテクニカのレコード針、AT-VM95E/H(ヘッドシェル付き)を購入し、さっそく使ってみた。DENONのプレーヤー「DP-400」はユニバーサルトーンアームなので、ヘッドシェルと針交換が出来る。
中低音がいい感じで出ている。高音がイマイチだったので針圧を少し軽めにしたら高音もよく出るようになった。DP-400付属の針DSN-85の低音が物足りなく感じたので買ってみたのだった。
しかし何だか音に艶が無いというか、大味な感じがするというか。今まで使っていた「SONY PS-X6+DL-103」の音が良かったせいでそう思うのかも知れない。
ホルダーに立てっぱなしになっていた「SHURE M95-HE(針圧0.75~1.5g)」がほとんど使わずにあったので、それも使ってみた。接点が汚れていて最初はまともな音が出ず、復活剤を使ったり綿棒で磨いたりを何度も繰り返して、何とかまともに音が出るようになった。こっちの方がむしろいいくらいだ。
本来ならMCのDL-103を使いたいところだが、オーディオラックを移動したときにウッカリして針先が曲がってしまい、使えなくなってしまった。それでとりあえずMMで我慢しようと「AT-VM95E/H」を買ってみたわけだ。
シリーズで交換針が用意してあるが、果たしてどれだけの違いが出るのか。プレーヤーのグレードが高くないので、あまり期待はできないかもしれない。
どうせならDL-103の針先を修理(7000円で直るらしい)に出して、このMC針を使おうかと思ったりもするが、このプレーヤーではその差が出ないかもしれない。
今さらオーディオに金を掛けるのは勿体ないと思い、中途半端なプレーヤーを買ったのが間違いだったか。
フォノイコ装備だがスルーしてプリメインアンプを使っているので、装備のフォノイコを使ってみる必要もありそうだ。
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実は、DP-400(中古を買った)に付いていたカートリッジのカンチレバーが曲がっている様だったので、直そうとして折っちまった。我ながらなん馬鹿なこと。
交換針DSN-85の純正品が4000円前後で買えるのに何故か中古品が倍ほどの値段でたくさん出品されている。この理由が分からない。
古いものの方が品質がいいという事なのか? だけど、そのことについて書かれたものがどこにもない。都市伝説みたいに、根拠のないままそういうイメージが出来上がっているとか・・。
DL-103は使えるという事で試しに装着してみたが、自重が8.5gとかなり重く、トーンアームの水平が取れなかった。開発段階で使うことを前提にしているという事なので、ちょっとおかしい。何かが間違っている。
針圧が2.5±0.3gで、「元々ついていたものは2.0g、SHURE M95-HE(針圧0.75~1.5g)、AT-VM95Eは1.8~2.2g(2.0g標準)」からすると少し重めだ。
よく分からないので、もう一度「SHURE M95-HE」に替えて、当面はこれで聴くとしよう。慌てることは無い。
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