
♪ 埋められし山車(だし)車輪掘り出す如く潜在力を発揮する日本
BSフジの「プライムニュース」はよく観ている。
2025年3月、メインキャスターの反町理が部下の女性社員に対してハラスメント行為を行っていたことが判明して降板となり、8月からサブキャスターだったフリーアナウンサーの長野美郷が正式にメインキャスターとなっている。
*現在は(肩書の記載無しは、フジテレビアナウンサー)
メインキャスター竹俣紅(月 - 水曜日)
長野美郷(水 - 金曜日)- フリーアナウンサー
キャスター 梅津弥英子(月・火曜日)
小室瑛莉子(木曜日)
梶谷直史(金曜日)
お堅い番組だが大きく転換し、女性が仕切る番組になってずいぶん柔らかくなった気がする。
月曜日の11日「失われた30年の原因とニッポン経済の未来予測」 ゲスト 千本倖生×モーリー・ロバートソン
二人とも口をそろえて日本の将来は明るいと、楽観的な展望を描いて見せた。
過去の繁栄とその甘い汁の味から離れられずに、守勢に回ってチャレンジ精神を失っていた日本だが、潜在的な能力は世界をけん引していけるだけの確固たるものがあると。
リスクを張ってチャレンジする、意欲的な若い経営者が必ず現れてくるという「希望的楽観論」ではあるでしょう。
「千本氏」は、過去の実績で培われた精神と、稲盛和夫氏の「挑戦をやめるとき初めて失敗が確定する」という言葉に叱咤激励されて、苦境を乗り越えてきた実感をもとに語る言葉には説得力がある。
拡大
半導体の中心部分は外国企業(TSMC、インテルなど)に敵わないが、その周辺機器は日本(東京エレクトロン、東レなど)がトップのシェアを持っている。それが無ければ機械を動かせないというとても有利な立場にある。「ラピダス」に国が巨額の投資をしているが、最後は民間がリスクを背負って必死になってやっていけば、必ずや道は開けると。
「ロバートソン氏」は、金属加工とアニメ・漫画が鍵を握っているという。
金属加工はAIが真似のできない高度な技術ものを持っている。製造ではない分野のアニメや漫画、コミケの世界には天才的な才能を持った若者がたくさんいる。無責任なほどの発想の突飛さとアイデアとユーモア。それらの中にはアメリカでは発想できないトンデモナイ奇想天外なものが含まれている。
これらのものと金属加工する匠の技が、一つのグラデーションで結びついている。様ざまな伝統工芸などが一つのパズルとなってモザイクとして繋がっている。それに気づいた時に、新しい付加価値として大きく飛躍するはずだという。
まったく新しい価値を生み出せば、インターネットであっという間に世界を席巻することになると。
雲を掴むような話かも知れない。ただ、歴史的に客観的に眺めるとこういう結論になるというのは分かる気がする。
ロバートソン氏は言う。アメリカはせっかくいい状態だったのにトランプの諸々の政策でぶち壊しとなってしまい、今後は発展どころではなくなるだろうと。
千本氏は、復元力があるので政権が代わって、再び復活していくだろうという。日本が相手にしていくべき国は、アメリカと中国そしてアジアだろうと。
私も悲観論ばかり書いているようだが、日本を見限っているわけではない。政治が悪いだけで、民間の力には素晴らしいものがあると信じている。
失われた30年を経験し、トランプの政策のお蔭で “変わることが出来るタいいイミング” だ。なんだかんだ言いながら、民間企業は着々とその準備を進めている。
どんな優れた発明や技術でも、必ずそれらに替わるまったく新しいものがが出現する。GAFAMだって、このまま永遠に続くわけではない。そこに割って入っていくのが、日本人の持っている特異なセンスと融通無碍な潜在的能力なのかもしれない。
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