4005840 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2025.09.13
XML
カテゴリ:ちょっといい話

♪ 店員の増えて値段が下がる店老人増えて上がる年金



 朝日新聞「声」の投書にとても面白い、興味深い記事があった。どうしても読んで参考にしてほしいと思い、書かせてもらいます。

「挑戦 日ごと値段の変わる料理店」



 会社の働き方改革「生きる職場・人を縛らない職場」として「出勤・退勤時間は自由(フリースケジュール)」「嫌いな作業はやらなくてよい」など従業員が自分の生活を大事にできるような、これまでの会社の経営では非常識ともいえることをしてきた。


TERA Energy

 おもしろいのは、この投稿の記事にあるエビフライ専門店の経営方針。会社の方針を実行することで、その本当の姿を目に見える形で示していること。それが可能であることを実証して見せたこと。
 人手不足、離職率に悩む企業や商店などに、目から鱗の提言になっている。
 客の多寡で料金が変わるホテルなどはあるが、従業員の数で料金が変わる料理店というのは初めて。お役も面白がって来てくれるという。


インスタグラム

 この事が伝えたくて投書という形で、新聞の読者に伝えたかったのでしょう。
 新聞に投稿するぐらいだから市井の無名の一般人かと思ったら、マスコミにも取り上げられている、その方面では有名な人らしい。

 武藤北斗(49)さん。大阪で天然エビ一筋の工場「パプアニューギニア海産」の工場長(現、代表取締役)をしている3児の父。30年ほど前に宮城県で父親が創業し、今は、大阪府摂津市への移転を経て、工場でエビフライ、むきえび、殻付きエビ等を生産している。

 宮城県の工場では、事務の社員として新商品の企画や従業員の管理の仕事をしていた。従業員を管理し、ビデオカメラを設置して監視したりしていた。違和感はあったが、この方法が一番効率的で合理的なやり方と思っていた。


 それが変わるきっかけがあった。2011年の東日本大震災の折、7月のブログで「避難しているママさん一緒に働きませんか?」という求人を出した。震災後に宮城や福島から避難してきた人たちの中には、孤立して居場所のない方など色んな状況の方がいた。
 その時に、子育てをされているお母さんたちが働けるように、いつでも休める会社が働きやすいだろうと、フリースケジュールで採用することを始めたという。


大阪府摂津市

 さらに、宮城から一緒にきた工場長が退職するという大きな転機が訪れた。そこで働き方を改めて見直すために、パートさんとの面談をとことん繰り返した。
 そして、「いつでも休みたい日に休んでもらい、休みの報告の連絡も禁止にする」という、フリースケジュールのアイディアが生まれたという。

 「TED」にも登場していて、そのあらましを話している。


 結果として、経営としてを採用すると、離職率の低下や商品品質の向上にもつながったという。
 それまで会社の役割は、会社をいかに経営するかが最優先で、それを支えるのが従業員。それが、今では従業員が気持ちよく働ける職場「生きる職場」が一番だと感じるようになった。

 経緯を本にまとめ、出版されていて、広く世間に知られるようになっているようだ。

 2011年3月11日14時46分、東日本大震災。石巻のエビ工場と店舗は津波ですべて流された。追い打ちをかけるような福島第一原発事故。ジレンマのなか工場の大阪移転を決意する。債務総額1億4000万円からの再起。
 人の生死を目の前にして考えたのは、「生きる」「死ぬ」「育てる」などシンプルなこと。そしてそれを支える「働く」ということ。自分も従業員も生きるための職場で苦しんではいないだろうか。そんななかで考え出したのが「フリースケジュール」という自分の生活を大事にした働き方。好きな日に出勤でき、欠勤を会社へ連絡する必要もない。そもそも当日欠勤という概念すらない。
 これは、「縛り」「疑い」「争う」ことに抗い始めた小さなエビ工場の新しい働き方への挑戦の記録である。
 発想の転換。今の社会は様々な慣習と慣行や、決め事に囲まれ、常識という都合のいい方便で人をごまかし、一方的な価値観でがんじがらめになっている。

 それに逆らう事、逆効することは、もの凄い反発と反動があることを覚悟しなければならない。しかし、一旦そこから離れて冷静に考えてみれば、その行っていることの矛盾や不均衡、不平等や不効率だったりすることが見えてくる。そう思っている人は多いでしょう。
 しかし、そのきっかけが無い。

 「個人主義ではない、個人を尊重する」意識を前面に出すことで、個人個人の本当の力が見えてくる。百人百様の個性が認めてもらっていると確信することで、その潜在的能力が発揮されるようになる。
 過去の偉大な経営者は、みんなそういう哲学を持っていた。

 人間は良い思い、美味しい体験をしてしまうと、もう原点には戻れなくなってしまう。
 ライオンの様に、子どもをどん底に突き落として「這い上がって来たものだけを育てる」というようなことがない限り、生き物の「楽をしたい」本能を超えるパワーは生まれ得ない。

 ただ大脳を発達させた人間には叡智があるし、柔軟性もある。真似をすることも得意だ。能力を総動員すれば出来ないと思われていたものだって凌駕することが出来る。

 どうしたらその気に、なれるか。
 彼の実感は「話し合う事」。とことん話し合って、とことん突き詰めていくことで、道は開けていく。そういう信念を持てるかどうか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.09.13 21:16:48
コメント(2) | コメントを書く


PR

プロフィール

sunkyu

sunkyu

カレンダー

バックナンバー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

「アーカイブ」
◎ Ⅰ  短歌
◎ Ⅱ 知っていて損はない話 健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ 自然界 地球 異常気象など

フリーページ

コメント新着

sunkyu@ Re[1]:〇☆〇待機電力というものの中身は・・(11/22) やすじ2004さんへ おはようございます。 …

© Rakuten Group, Inc.
X